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<参考図>

図3

図3 制御性T細胞の特異的な除去による腫瘍免疫の増強

A. リンパ球を腫瘍細胞と9日間共培養し、CD25とFR4の発現を調べた。CD25とFR4を高発現させている細胞分画について5%程度認めました。また、FR4に対する抗体を用いて、FR4高発現細胞分画を除去することができました。
B. Tリンパ球のないマウスに上記細胞分画を移入し、腫瘍を接種した場合のマウスの生存率を示します。リンパ球を腫瘍抗原で刺激した細胞を移入するだけでは充分な腫瘍免疫は得られないが、更にFR4高発現分画を除いた場合には有意に生存の延長を認め、4割以上で腫瘍を拒絶できました。