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<参考図>

図4

図4.Foxp3とAML1の相互作用による遺伝子調節

 通常のT細胞においては、AML1がインターロイキン2の転写を活性化し、免疫反応を誘導しています。それに対して、制御性T細胞においては、AML1はFoxp3と結合し、複合体を形成しています。AML1-Foxp3複合体はインターロイキン2の転写を抑制することで、免疫反応を制御しています。こうしたメカニズムに基づいて、AML1は通常のT細胞として免疫応答をひきおこすための遺伝プログラムを様々な遺伝子に対して実行しており、AML1-Foxp3複合体は制御性T細胞として免疫応答を抑制するためのプログラムを実行していると考えられます。