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<参考図>

図2

図2:大脳視覚野の興奮性神経細胞と抑制性神経細胞の選択的光反応性の相違

抑制性神経細胞だけがGFPを発現するように遺伝子を改変したマウスの脳内に、カルシウム蛍光指示薬を注入し、大脳皮質表面から一定の深さにある興奮性細胞と抑制性細胞を二光子レーザー走査型顕微鏡システムで観察しました(左下写真 白:興奮性神経細胞 緑:抑制性神経細胞 赤:グリア細胞)。右のグラフは、光を用いてさまざまな方位の視覚刺激を与えると、興奮性神経細胞は特定の傾き刺激にだけ反応するという方位(傾き)選択的反応を示しますが、抑制性神経細胞はすべての方位(傾き)に反応することを示しています。