JSTトッププレス一覧共同発表 > 図1
<参考図>
1 二光子励起イメージング法
・神経細胞の形態観察等に利用されてきた。
・興奮性神経細胞と抑制性神経細胞を区別したイメージングはできなかった。
2 機能的二光子励起イメージング法
・Ca2+蛍光指示薬を利用。
・多数の神経細胞の活動を観察できる。
・神経細胞とグリア細胞を区別したイメージングは可能になった。
・興奮性神経細胞と抑制性神経細胞を区別したイメージングはできない。
3 機能的二光子励起イメージング法の生きた脳への応用
・抑制性神経細胞でGFPを発現させた遺伝子改変マウスを使用した。
・新規のCa2+蛍光指示薬を使うことで、Ca2+による蛍光とGFPによる蛍光との干渉を解消した。
興奮性神経細胞、抑制性神経細胞、グリア細胞の3つを区別したイメージングが可能になった(世界初)。

図1:二光子励起イメージング法の変遷