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図4 光アシストトンネリングのメカニズム


図4 光アシストトンネリングのメカニズム
(a)量子ドットのエネルギーダイアグラム。周波数f(エネルギーhf)のテラヘルツ波光子を吸収して、量子ドットの中でエネルギーの一番高いN番目の電子が、ドレインへ飛び移る(光アシストトンネリング)ことにより、電流が流れる。Vsdは、ソース-ドレイン間に印加した電圧、Ecは1電子帯電エネルギーを表す。N+1は次の電子が入ることのできるエネルギー。Ecがテラヘルツ光子のエネルギーよりも大きいために、このようなトンネルが可能である。(b)カーボンナノチューブ量子ドットの模式図。カーボンナノチューブと金属電極の界面にトンネル障壁が形成されている。