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図3 アービット(IRBIT)はIP3と共通のアミノ酸を認識してIP3受容体と結合する


図3 アービット(IRBIT)はIP3と共通のアミノ酸を認識してIP3受容体と結合する

(A)IP3受容体のIP3結合領域の結晶構造の模式図(Bosanacら、Nature、2002年)。IP3受容体におけるIP3結合領域のいくつかのアミノ酸は、IP3結合領域との結合に重要な役割を果たしている。(B)IP3結合に関わるIP3結合領域の12個のアミノ酸に変異を導入し、アービット(IRBIT)との結合を調べた。抗アービット抗体で検出して黒いバンド(線)が見えた変異体はアービットと結合したことを示している。ほとんどの変異体はアービットと結合しなかったことがわかる。アービットとIP3はIP3結合領域の共通のアミノ酸を認識してIP3受容体と結合することが示された。