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(図6)今回の研究で明らかになった細胞内での情報の変換の様子(模式図)


(図6)今回の研究で明らかになった細胞内での情報の変換の様子(模式図)

スパイク状に急峻な濃度変化を起こすカルシウムに比べ、IP3が比較的ゆっくりと濃度変化することから、その下流で働くIP3受容体によってアナログ的なIP3シグナルがカルシウムスパイクというパルスシグナルに変換されていることが示された。このことからIP3受容体が細胞内情報伝達系による情報符号化の際に極めて重要な役割を担っていることがわかった。