平成15年3月18日

ヒトゲノム解読完了等に伴う記念事業について

ヒトゲノム解読完了・DNA二重らせん発見50周年記念事業実行委員会
理化学研究所
科学技術振興事業団

1.趣旨

 ヒト染色体の全塩基配列を決定する国際ヒトゲノム計画は、我が国の研究グループも参加する6か国の国際コンソーシャムにより、平成12年6月、既にドラフト解読を完了したところですが、引き続き、その精緻な解読を進め、本年4月、全ての作業を完了する運びとなりました。
 国際コンソーシャムでは、国際的科学協力の成果としてのヒトゲノム全解読の完了を、本年4月、世界に向けて同時公表する予定ですが、これを機に、我が国においては、国と関係研究者、関係機関が共同して、本計画の意義をあらためて広く周知するとともに、このたびの解読完了が今後もたらすであろう多くの寄与を期待して、科学技術週間と重ね、記念となる事業等を行うこととしました。

2.事業等の内容
ヒトゲノム解読完了の宣言:4月中

 国際ヒトゲノム計画に参加した我が国の研究グループ(榊佳之 理研ゲノム科学総合研究センタープロジェクトディレクター・東大医科研教授、他)から、マスコミ等を通じ、全解読の完了を公表します。
 なお、記者会見の場所、公表用資料等については、別途連絡する予定です。

記念展示:4月16日(水)〜4月21日(月)
表題: ヒトゲノム解読完了・DNA二重らせん発見50周年記念特別展示
主催: ヒトゲノム解読完了・DNA二重らせん発見50周年記念事業実行委員会 共催:科学技術振興事業団、理化学研究所
場所: 日本科学未来館5F「生命の科学と人間」展示コーナー

 ゲノム研究の歴史やこれからの応用などについて、初期解析機器や、児童・生徒にも分かりやすい説明を加えたパネル等を特別展示するとともに、ヒトゲノム解読に利用された機器・装置の展示とゲノム研究の歴史や将来の可能性を紹介します。また、ゲノムの情報科学との結びつきとインターネットを通じた情報として、世界の研究者が利用しているデータベースの紹介をします。

記念国際シンポジウム:4月18日(金)
表題: ヒトゲノム全解読記念国際シンポジウム
主催: ヒトゲノム解読完了・DNA二重らせん発見50周年記念事業実行委員会 共催:理化学研究所、科学技術振興事業団
後援: (財)バイオインダストリー協会 英国大使館 米国大使館
場所: 日本科学未来館みらいCANホール

 これまでのヒトゲノム解析の足跡を振り返り、今後果たすべき役割や貢献、あるいは課題等について、我が国の関係研究者、英国及び米国の代表や産業界からの報告、提言等が行われる予定です。
 また、本シンポジウム終了後、レセプション(会費制)を行います。
 なお、本シンポジウムは、学会、関係研究機関、関係在日大使館、産業界、マスコミ等の関係者を招待しての開催となり、一般公開はありません。

記念公開講演会:4月19日(土)
表題: 遺伝子・DNA・ゲノム−50年で分かったこと
主催: ヒトゲノム解読完了・DNA二重らせん発見50周年記念事業実行委員会 共催:科学技術振興事業団、理化学研究所
場所: 日本科学未来館みらいCANホール

 一般市民、青少年等を対象とした公開講演会を開催します。広く興味関心のあるテーマについての講演のほか、文化・社会の知識人も交えたパネルディスカッションを行い、国民理解の増進に役立てることを目的としています。
 本講演会のお知らせは科学技術振興事業団・日本科学未来館のホームページに掲載します。
 また、録画編集された番組をサイエンスチャネル等を活用し、全国に配信します。

3.各事業等の問い合わせ先
 ヒトゲノム解読完了の宣言
     文部科学省研究振興局ライフサイエンス課 TEL 03-5253-4105
 記念展示および記念公開講演会
     科学技術振興事業団日本科学未来館
     催事グループ 担当 長神(ながみ)
 TEL 03-3570-9154
 記念国際シンポジウム
     理化学研究所横浜研究所研究推進部
     記念国際シンポジウム事務局
 TEL 045-503-9121

(参考) ヒトゲノム解読完了・DNA二重らせん発見50周年記念事業実行委員会の構成


This page updated on March 18, 2003

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