(お知らせ)


平成13年7月6日
井上春成賞委員会
埼玉県川口市本町4−1−8
科学技術振興事業団内
電話(048)226−5601

第26回(平成13年度)井上春成賞について

 井上春成賞委員会(委員長川崎雅弘)は、科学技術の進歩と発展のために優れた技術を表彰する第26回(平成13年度)井上春成賞の受賞者を次のとおり決定しました。

1.超低消費電力反射型カラー液晶ディスプレイ

研  究  者 内 田 龍 男  氏
 東北大学大学院工学研究科電子工学専攻 教授
開発企業代表者 町 田 勝 彦  氏
 シャープ株式会社 代表取締役社長
【技術の内容】 液晶を駆動する電極に反射機能を持たせ、凸凹形状を理論解析し、バックライトなしで高輝度を得ることができた。低消費電力で量産が可能であり、携帯情報端末機やゲーム機等への普及が見込まれる。

2.FM多重放送技術(DARC方式)

研  究  者 山 田   宰  氏
 日本放送協会放送技術研究所 所長
開発企業代表者 桑 野 幸 徳  氏
 三洋電機株式会社 代表取締役社長
【技術の内容】 FMステレオ放送の信号にデジタル信号を重ね合わせて伝送する多重放送技術であり、高い誤り訂正技術を持ち、移動中でも安定的な受信と高速なデータ通信が可能である。国際統一規格として採用された。

3.新規糖尿病治療薬

研  究  者 亀 田 幸 彦  氏
 北陸大学薬学部 教授
開発企業代表者 武 田 國 男  氏
 武田薬品工業株式会社 代表取締役社長
【技術の内容】 糖質の消化、吸収を遅延させることによって食後の急峻な血糖上昇を抑制する新しいタイプの経口糖尿病治療薬である。糖尿病の第一選択薬として使用されている。

技術内容の詳細等は別添パンフレット(PDF形式)を参照下さい

なお、井上春成賞贈呈式は7月13日(金)午前10時半より、日本科学未来館「みらいCANホール」で行います。

井上春成賞の性格と運用は、以下のとおりです。

1. 表彰対象技術
 大学、研究機関等の独創的な研究成果をもとにして、企業が開発、企業化した優れた技術であって、科学技術の進展に寄与し、経済の発展、福祉の向上に貢献したもの
2. 表彰件数
 原則として2件
3. 受賞者
 表彰対象技術ごとに研究者代表1名及び企業代表者1名
4. 賞状及び副賞
 井上春成賞委員会委員長名による表彰状とゴールドメダルを贈呈する。
5. 募集並びに選考方法
 自薦を含む推薦方式により募集し、 井上春成賞委員会内に設置されている選考委員会で選定し、井上春成賞委員会で決定する。

* 日本経済新聞社後援

井上春成賞について

 なお、この表彰の技術についてのお問い合わせは、科学技術振興事業団 開発部「佐藤友記」、「手塚大輔」、「井口 穣」、「小長谷 幸」(電話:03−5214−8994)にお問い合わせ下さい。


This page updated on July 13, 2001

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