来る2001年7月、世界に向けた知的ネットワークの形成・情報発信の拠点である東京臨海副都心の国際研究交流大学村に「日本科学未来館」がオープンします。
「日本科学未来館」は科学技術を体験する空間であり、自ら学び考える力と豊かな人間性を育み、新しい知識や能力を主体的に獲得しようとする向上心を培う機会を提供します。中高校生から大人までが楽しめる参加体験型の展示やイベント、科学者・技術者との交流などにより、最先端の科学技術にじかに触れることができます。
まさに新しい時代を切り開き、未来への夢と展望を生み出していく拠点の誕生といえます。
なお、運営にあたって、科学技術の情報を発信することにより、全国の科学館等のセンター的役割を果たします。また、海外の主要な科学館等とも積極的に交流・連携を図っていきます。
●館の理念 | |||||||||||||
国民一人ひとりが人間社会と科学技術の在り方を探り、文化の形成に果たす科学技術の役割と未来を 示唆し合い、語り合い、理解し合う場。 | |||||||||||||
展示---21世紀の新たな夢を描く | |||||||||||||
[展示計画の基本方針] | |||||||||||||
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[展示の4分野] | |||||||||||||
●「地球環境とフロンティア」 | |||||||||||||
宇宙のオアシスである地球をいかにして保全していくかをテーマに未来社会の構築を考えます。 | |||||||||||||
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● 「生命の科学と人間」 | |||||||||||||
生命の多様性と潜在的可変性を示しながら、ヒトという存在に対して新たな視点をもつ機会を提供します。 | |||||||||||||
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● 「技術革新と未来」 | |||||||||||||
最先端技術の意味や位置付け、将来像を描き、人間と技術、人間と人工物との新しい関係を探ります。 | |||||||||||||
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● 「情報科学技術と社会」 | |||||||||||||
「いつでも」「どこでも」「なんでも」「つながる」情報化の力を体験し、新しい可能性に気付いていきます。 | |||||||||||||
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総館長:吉川弘之
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21世紀を迎え、豊かな世界を築いていくためには、科学技術と社会との調和した発展が重要になってきます。日本科学未来館は、新しく生み出される科学技術を一人でも多くの人に伝えるだけでなく、一人ひとりが科学技術と人間社会との多様な関係を考えるきっかけとなることを期待しています。 | |||||||||||||
館長:毛利 衛
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日本科学未来館は、単なる館ではなく、進化する「運動体」です。 柔軟性を持った携帯しうる「知のツール」です。 存在自体が目的ではなく、新しい科学技術文化を創造するための「触媒」です。 境界がありません。新しい出会いの場、英知の交差、合流点です。 物より人に焦点を当てます。 「リアリティとの共鳴」が、みんなの合言葉です。 | |||||||||||||
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This page updated on November 1, 2000
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