別紙1

研究情報データベース化支援事業
平成12年度 選定された課題一覧


支援課題名 鳥類を指標生物としたアジア生物多様性保護支援データベースの構築
支援機関名 北海道環境科学研究センター
概 要  本データベースは、アジアの絶滅危惧鳥類約330種の生態データおよび鳥類を指標生物とした生物多様性の高い重要自然地域約2,000カ所についての詳細なデータを提供し、アジアでの自然保護のためのインフラを提供するものである。このデータベースは、アジアの特に重要な自然環境地域と鳥類についての他に類のない豊富なデータを提供するというだけでなく、自然破壊を未然に防ぐための予防システムとしての役割を果たすことが期待できる。
支援課題名 森林動態データベースの開発
支援機関名 農林水産省林野庁 森林総合研究所
概 要  森林動態データベースは、日本各地の大型の天然林試験地において森林総合研究所が長期にわたり蓄積した、約8万本の樹木の生長と生存に関するデータベースである。主体となるデータベースは樹木個体を単位とし、個体識別番号、樹木の位置情報、種名、2年ごとの直径の数値データ、生存と成長に関する各種のコメントなどで構成される。また、これに付随した試験地の植物相リスト、気象、地形、土壌条件などのデータも格納する。これらのデータは、地球温暖化における炭素吸収源としての森林の役割や生物多様性保全など、多くの分野に役立つ貴重な情報である。

This page updated on September 7, 2000

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