1.目 的 |
科学技術振興事業団は、青少年に対する科学技術の理解増進事業の一環として、全国の科学館等の活動を支援していくことを目指し、平成8年度より、「サイエンス展示・実験ショーアイディアコンテスト」を実施しています。
この事業によって、独創性のある参加体験型の展示物や実験ショーを開発して、それらの成果を全国の科学館の活動やサイエンス・レンジャー(注)等による実験ショーにおいて広く活用できるようにしていきます。
(注:科学技術振興事業団は科学技術理解増進の活動のために実験に優れている人材をサイエンス・レンジャーとして登録しています。)
2.募集テーマ |
募集するアイディアは、展示物部門と実験ショー部門の2部門とし、それぞれ科学技術一般(物理、化学、生物、天文・地学、数学等)に関するものとします。展示物部門はある特定のテーマ(光、力、環境等)に基づいて製作され、参加体験的にそのテーマを理解したり、興味が喚起されるようにした展示物のアイディアが期待されます。しかも、そのアイディアは夢や楽しさにあふれ、アミューズメント性に優れたものであることが望まれます。実験ショー部門は、ある特定のテーマを主とした実験、うまく教育効果や演示効果を引き出すような実験等で構成された内容のものが期待されます。
3.募集要綱 |
本コンテストでは、下記の条件を満たすアイディアを募集します。
(1) | 展示物部門 |
①斬新的・独創的であること
| |
(2) | 実験ショー部門 |
①斬新的・独創的であること
|
4.応募条件 |
(1) | 展示物部門・実験ショー部門共通 |
①応募者は現に日本国内に居住する個人又はグループとします。 ②科学技術振興事業団は、応募アイディアについて以下を実施する権利を保有するものとします。
④応募作品のアイディアが応募される方と異なる場合は、そのアイディアの発明・考案者や創作者の了承を得てご応募ください。 | |
(2) | 展示物部門 |
①展示物部門の受賞対象となるアイディアは、設計と試作開発が可能であることが必要です。試作は科学技術振興事業団が行います。ただし、応募者の希望があれば、応募者が設計や試作開発の指示などを行うことができます。 ②応募されるアイディアは小規模なものから大規模なものまで歓迎しますが、試作する際の予算の上限は800万円程度とします。 | |
(3) | 実験ショー部門 |
①応募作品は、応募者本人が考案した実験ショーとします。 ②応募者本人が実演する既存のビデオ映像、または新規に撮影されたビデオ映像を提出するものとします。 |
5.応募方法 |
所定の応募用紙(下記のインターネットホームページから応募用紙をダウンロードすることもできます)に、必要事項を記入の上、アイディアコンテスト事務局宛にお送りください。
なお、応募書類、ビデオは返却いたしません。応募は郵送を原則としますが、ファックスも可能とします。
実験ショー部門の応募作品は、応募書類と実験のビデオ映像をもって審査いたします。応募者本人が実演する実験をビデオに撮影して応募してください。ただし、演示時間は10分以内とし、応募用紙に撮影したVHSテープ一本を添付して応募してください。
6.応募日程 |
7.主 催 |
科学技術振興事業団
8.後 援 |
日本放送協会(NHK)、日本ミュージアム・マネージメント学会、日本物理教育学会、日本応用数理学会、日本科学教育学会、日本理科教育学会、日本生物教育学会、全国科学博物館協議会、全国科学館連携協議会、(社)日本化学会、(社)日本数学教育学会、(社)日本数学会、(社)日本機械学会
9.審査及び審査結果 |
科学技術振興事業団が開催する「サイエンス展示・実験ショーアイディアコンテスト優秀アイディア選考委員会」において審査します。なお、審査経過の問合わせにはお答えできません。
審査結果は12月中旬を目途に書面により応募者に通知し、優秀アイディア入賞者に対しては設計及び試作について事務局との打合せのお願いをいたします。
10.表 彰 |
11.表 彰 式 |
12.応募先および問い合わせ先 |
(財)日本科学技術振興財団 アイディアコンテスト事務局 〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号 TEL:090-1795-7083 FAX:03-3212-8788 インターネットホームページ http://www.jsf.or.jp/contest/index.html |
This page updated on June 22, 2000
Copyright(C) 2000 Japan Science and Technology Corporation.
www-pr@jst.go.jp