第7回JST科学技術講話 |
音楽と科学の夕べ
アマリリス(中田喜直 作曲) 菫[すみれ](スカルラッティ 作曲) 「ベリザーリオ」より 私を息子の墓にも近づけず(ドニゼッティ 作曲) 他 | |||
●ソプラノ すなかわ りょうこ 砂川 涼子 |
●ピアノ みやはら さちこ 宮原 祥子 | ||
武蔵野音楽大学卒業、同大学大学院修了。宮内庁桃華楽堂御前演奏会、第66回読売新人演奏会、サントリーホール主催デビューコンサート等に出演。第34回日伊声楽コンコルソ第1位、第68回日本音楽コンクール第3位をはじめ多数受賞。大滝雄志、エレーナ・オブラスツォワの両氏に師事。 | 武蔵野音楽大学卒業、同大学大学院修了。ピアノを後藤恭子、コンスタンティン・ガネフ、ジュリア・ガネフ、渡辺一世の各氏に、ピアノ・デュオをK.ガネフ、J.ガネフに師事、伴奏法をヤン・ホラーク氏に師事。'97年ピティナ・ピアノコンペティション・デュオ部門全国決勝大会奨励賞受賞、'99年ヤング・アーティスト・ピアノコンクール奨励賞受賞。 | ||
「巨大隕石の衝突と 地球システムの擾乱」 | |||
我々は現在メキシコ湾、カリブ海周辺において、6500万年前に起きた巨大隕石(直径10km程度)の衝突が地球システムにどのような影響を及ぼしたか、についての調査を行っている。本講演では、このような調査を通じて現在どのような事が明らかになっているのか、又恐竜など当時の生物種の70%近くが絶滅した事件とこの衝突がどのように関係しているのか、あるいはもっと一般的に、巨大隕石の衝突と地球史の関係はどのように考えられるかなどについて、衝突実験のビデオや衝突による津波発生の数値シミュレーションのCGグラフィックス等を用いて解説する。 | ●講師 まつい たかふみ 松井 孝典 (東京大学大学院新領域創成科学研究科・理学部教授) | ||
1976年東京大学大学院理学系研究科地球物理学専攻博士課程修了。アメリカ航空宇宙局(NASA)月科学研究所招聘科学者、東京大学理学部助手、東京大学理学部助教授を経て現職。最近では、'97年「こどもの未来と世界を考える懇談会」委員、'99年新日墨21世紀委員会委員(外務省)、「21世紀日本の構想懇談会」委員等を歴任。著書に「地球・宇宙そして人間」(徳間書店)、「地球・誕生と進化の謎」(講談社)、「地球大異変」(ワック出版)、「巨大隕石の衝突」(PHP研究所)他多数。 |
This page updated on December 3, 1999
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