平成25年6月17日
科学技術振興機構
研究開発戦略センター
独立行政法人科学技術振興機構(JST)研究開発センター(CRDS)は、科学技術に求められる社会的・経済的ニーズを踏まえて国として重点的に研究開発を推進すべき領域を見出し、その領域の研究開発を推進するための戦略を国に対して提案していく活動を行っております。
CRDSでは技術の潮流および社会ニーズを踏まえ、従来の研究領域にとらわれることなく幅広い領域を融合させ、コンピューティングの新たな地平線として「知のコンピューティング(Wisdom Computing:知の創造の促進と科学的発見・社会適用の加速)」(図1参照)を実現することが重要であると考えています。これにより、人々のくらしや様々な社会システムの質的変革を促し、人と機械が共創し、より高度な知的社会を実現します。
今回、知のコンピューティングについて、有識者の皆様と共にその分野を作り出し、日本発のイニシアチブとして確立するためのサミットを開催します。サミットでは、そのゴール、方向性、分野などについて幅広く議論を進めるとともに、その過程で研究者の強いコミュニティの形成、醸成を図っていくことも目的としています。
サミットの成果は報告書として公開するとともに、これを踏まえて国の研究開発戦略として提案していく予定です。
サミット参加を希望される皆様は下記の【サミット参加者募集要領】に従いご応募ください。
●知のコンピューティングとは
知の創造を促進し、科学的発見や社会への適用を加速すること
<期待される成果の例>
●サミットにおいて参加者の方々に必ずお守りいただくこと、取り組んでいただくことは以下の通りです。
●開催日時:平成25年7月25日(木)10時~7月26日(金)13時
●開催場所:東京都内から1時間以内の施設を調整中
●費用:旅費及び滞在費(宿泊、食事)をJSTの規定にもとづき負担いたします
●予定参加者数:最大40名程度
●参加応募方法:〆切までにポジションペーパーをご提出ください。ポジションペーパーをもとにサミット参加者を選考し、参加の可否を7月15日(月)までに通知いたします。
●プログラム委員(コアメンバー)
委員長:徳田英幸(慶應義塾大学環境情報学部教授)
山口高平(慶應義塾大学理工学部教授)
石田亨(京都大学大学院情報学研究科教授)
黒田昌裕(CRDS上席フェロー)
田中一宜(CRDSナノテクノロジー・材料ユニット上席フェロー)
岩野和生(CRDS電子情報通信ユニット上席フェロー)
科学技術振興機構 研究開発戦略センター
電子情報通信ユニット 鈴木慶二
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