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オープンイノベーション機構連携型 研究領域

平成30年度採択

マテリアル×プロセスイノベーションによる革新的ソフト3D界面の創製とやわらかものづくり革命への展開

共創コンソーシアム

やわらかものづくり革命共創コンソーシアム

領域統括

古川 英光
山形大学 理工学研究科 教授

領域統括 古川 英光

プロジェクト概要

ソフト3D界面とは、ソフト材料(樹脂・有機半導体・インクなど)同士やソフト材料と他の材料(セラミック・金属など)が、でこぼこ・球面・曲面などの 3次元状界面で接する状態を表し、やわらかさ・柔軟性・変形性を維持し、なおかつ、接着・導電・絶縁・光電変換・ガスバリアなどの機能性を併せ持つ。 これら2つの相反する機能を高度に融合させたソフト3D界面のマテリアル創製と次世代のプロセス革新を究める学問的挑戦を産学共同のコンソーシアムで行う。 これにより個別ニーズに対応した少量多品種のデバイス化や製品化が身近にできる「コンビニエンス・ファクトリー」を構築し、その先のやわらかものづくり革命へ展開させる。

やわらかものづくり革命共創コンソーシアム

実施体制

幹事機関:山形大学
参画機関:ダイキン工業株式会社、セイコーインスツル株式会社、株式会社ミマキエンジニアリング、理想科学工業株式会社、東京エレクトロン株式会社、 株式会社シンクラボラトリー、コニカミノルタ株式会社、花王株式会社、京セラ株式会社、信越化学工業株式会社、ルミオテック株式会社、竹本容器株式会社、ウシオケミックス株式会社、東洋アルミニウム株式会社 他13機関

お問い合わせ先

山形大学 有機エレクトロニクスイノベーションセンター事務室
電話番号 0238-29-0566
e-mail  yu-kouinoel[at]jm.kj.yamagata-u.ac.jp ※[at]を“@”に置き換えてください。


人々を軸にあらゆる情報をオープンに活用する基盤「PeOPLe」によるライフイノベーションの創出

共創コンソーシアム

PeOPLe共創・活用コンソーシアム

領域統括

宮田 裕章
慶應義塾大学 医学部医療政策・管理学教室 教授

領域統括 宮田 裕章

プロジェクト概要

本プロジェクトは慶應義塾大学に新設されるイノベーション推進本部を中心とした自律・分散・協調型のオープンイノベーション構想の柱となる 情報プラットフォーム共創・活用プロジェクトである。本プロジェクトでは、本人を中心とした情報プラットフォーム「PeOPLe」の共創・活用による データ駆動型のアプローチで、2023年までに、プレシジョンヘルスケアなど個人・患者中心でのwellbeingを共創する次世代サービスの開発を目指す。 ここでは、個人に紐づく多様な情報が本人同意のもと安全に保管され、かつ多様なステークホルダーによる利活用が可能となり、ライフイノベーションを牽引していく。 「PeOPLe」の共創・活用には、情報を作り・基盤上でつなげ・本人を中心とした社会へと開く工程が必要であることから、本プロジェクトでは、技術的課題の解決とともに、 活用のための社会的合意形成の推進を目標とする。

PeOPLe共創・活用コンソーシアム

実施体制

幹事機関:慶應義塾大学
参画機関:東京大学、国立国際医療研究センター、理化学研究所、国立精神・神経医療研究センター、
アストラゼネカ株式会社、株式会社ポケモン、株式会社MICIN、コニカミノルタ株式会社、武田薬品工業株式会社、 田辺三菱製薬株式会社、東京海上日動あんしん生命保険株式会社、日本ユニシス株式会社、富士フイルム株式会社

お問い合わせ先

慶應義塾大学 殿町先端研究教育連携スクエア(殿町タウンキャンパス)
電話番号 044-201-7466
e-mail  opera-tonomachi[at]adst.keio.ac.jp ※[at]を“@”に置き換えてください。


地域資源活用型エネルギーエコシステムを構築するための基盤技術の創出

共創コンソーシアム

物質・エネルギーリノベーション共創コンソーシアム

領域統括

北 英紀
名古屋大学 大学院工学研究科 教授

領域統括 北 英紀

プロジェクト概要

豊かな未来社会の構築には、地域の生活に安心と活力を生み出すエネルギー・物質の好循環システムの確立が不可欠である。地域を形成する ステークホルダーが持つ地域資源(人・社会・環境エネルギー)を有機的に結合して、各々の地域に適した、物質とエネルギー間の変換、蓄積、輸送を 最小限のロスで実現する技術の開発と地域社会への協調的実装を図り、地域イノベーションを創出する。本共創コンソーシアムでは、実現の中核となる高効率な 物質・エネルギー利用・再利用技術の基盤研究と、リベラルアーツの視点を併せ持つ次世代リーダーの育成を同時・横断的に行う産学官金連携教育研究オープンプラットフォームを構築する。

物質・エネルギーリノベーション共創コンソーシアム

実施体制

幹事機関:名古屋大学
参画機関:信州大学、大阪市立大学、芝浦工業大学、東京理科大学
石福金属興業株式会社、いすゞ自動車株式会社、エア・ウォーター株式会社、株式会社オーク製作所、旭東ダイカスト株式会社、堺化学工業株式会社、東レエンジニアリング株式会社、トヨタ自動車株式会社、 豊橋鍍金工業株式会社、ナノアース、株式会社放電精密加工研究所、株式会社本田技術研究所、株式会社名城ナノカーボン

お問い合わせ先

名古屋大学 未来社会創造機構 マテリアルイノベーション研究所
電話番号 052-747-6846
e-mail  opera_info[at]chem.material.nagoya-u.ac.jp  ※[at]を“@”に置き換えてください。


超スマート社会実現のカギを握る革新的半導体技術を基盤としたエネルギーイノベーションの創出

共創コンソーシアム

超スマートエネルギー社会基盤技術共創コンソーシアム

領域統括

木本 恒暢
京都大学 大学院工学研究科 教授

領域統括 木本 恒暢

プロジェクト概要

「Society5.0」およびその先に到来する極限的な省エネ・低環境負荷・安全かつ高機能社会(「超スマート社会」)の実現に向けて、 京都大学発祥といえる革新的半導体技術を中心として、材料・デバイス・回路・システム応用、さらには社会実装までをカバーする非競争的研究課題に対して、 組織的な産学連携体制を構築し取り組む「超スマートエネルギー社会基盤技術共創コンソーシアム」を構築する。そこでは、イノベーション創発のカギを握る 学理研究と普遍性のある高度技術の融合を推進するとともに、「Society5.0」へと向かう大変革時代を技術力と創造力で生き抜く次世代研究者の育成を図る。

超スマートエネルギー社会基盤技術共創コンソーシアム

実施体制

幹事機関:京都大学
参画機関:大阪大学、信州大学、京都工芸繊維大学、京都市産業技術研究所
日本電産株式会社、ローム株式会社、スミダ電機株式会社、株式会社日立製作所、住友電気工業株式会社、 株式会社フジミインコーポレーテッド、日本ケミコン株式会社、神戸電機産業株式会社、山洋電気株式会社、上村工業株式会社、株式会社ミライズテクノロジーズ

お問い合わせ先

京都大学 研究推進部産官学連携課
電話番号 075-753-9726
e-mail  opera[at]mail2.adm.kyoto-u.ac.jp ※[at]を“@”に置き換えてください。


令和元年度採択

目的指向型材料科学による全固体電池技術の創出

共創コンソーシアム

全固体電池技術共創コンソーシアム

領域統括

菅野 了次
東京工業大学 科学技術創成研究院 全固体電池研究センター 特命教授

領域統括 菅野 了次

プロジェクト概要

情報化社会が進展してスマートフォンやタブレットなどの携帯情報端末が日常生活に不可欠なものになり、また電気自動車(EV)への パラダイムシフトがグローバルに加速している。これらには現在、液体の電解質を持つリチウムイオン電池などが利用されているが、 さらに安全性が高く、コンパクトで高性能な電池の開発が期待されている。菅野教授らが創り出した超イオン伝導体(固体電解質)は、 固体中を高速でイオンが選択的に動き回り、かつ低温から高温まで幅広い温度領域で作動する新しい材料であり、液漏れもなく安全性や安定性にも優れ、 重量あたりのエネルギー密度も高い、全固体電池のキーテクノロジーである。本共同研究では、超イオン伝導体の開発を世界的にリードしている 技術優位性を活用し、全固体電池の実用化を促進するための研究を行う。

全固体電池技術共創コンソーシアム

実施体制

幹事機関:東京工業大学
参画機関:三菱瓦斯化学株式会社、日産自動車株式会社、Enpower Japan株式会社、株式会社アルバック、株式会社リコー、エボニックジャパン株式会社、 株式会社エンビジョンAESCジャパン、日立化成株式会社、LG Japan Lab株式会社、TeraWatt Technology株式会社、株式会社GSユアサ、三菱マテリアル株式会社、ソフトバンク株式会社、住友化学株式会社、東洋インキSCホールディングス株式会社

お問い合わせ先

東京工業大学 科学技術創成研究院 全固体電池研究センター OPERA事務室
電話番号 045-924-5555
e-mail  office[at]opera.iir.titech.ac.jp ※[at]を“@”に置き換えてください。


安全な酸化剤による革新的な酸化反応活性化制御技術の創出

共創コンソーシアム

酸化制御共創コンソーシアム

領域統括

井上 豪
大阪大学 大学院薬学研究科 教授

領域統括 井上 豪

プロジェクト概要

これまでに要時生成型二酸化塩素水溶液と光のみを使い、高難度の化学反応であるメタンの酸化を達成した。 常温・常圧下、二酸化炭素の排出なしに全てメタノールとギ酸に変換する反応は、汎用性高分子の表面改質にも有効であったが、反応温度によっては生成物が異なり、 未解明な部分も多い。本共同研究では、酸、光、温度、マイクロ波などによる二酸化塩素の活性化と制御に関する学理を追究して、 さらに高難度の化学反応を開拓するとともに、高分子の高機能化やデバイスへの応用、食品添加物や農薬、医薬品などへの幅広い応用の基礎となる基盤化学を推進する。 また、合成化学、高分子化学、分析化学、農学、薬学、医学にまたがる幅広い分野の専門性と広い視野を備えた人材を育成する。

酸化制御共創コンソーシアム

実施体制

幹事機関:大阪大学
参画機関:マイクロ波化学株式会社、日本電子株式会社、株式会社マンダム、株式会社エースネット、大塚ホールディングス株式会社、アース環境サービス株式会社

お問い合わせ先

大阪大学 大学院薬学研究科 創成薬学専攻 生態構造機能分析分野 井上豪
電話番号 06-6879-8205
e-mail  t-inoue[at]phs.osaka-u.ac.jp ※[at]を“@”に置き換えてください。



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