ＪＳＴ（理事長　北澤宏一）は、原子力システム研究開発事業「基盤研究開発分野」における平成２１年度の新規研究開発課題を採択しました。（資料１）
　「原子力システム研究開発事業」（資料２）では、文部科学省が革新的原子力システムの実現に資することを目的とした研究開発課題を平成１７年度から募集しており、ＪＳＴは、文部科学省から委託を受け、本事業に関する募集、審査等に係る執行管理事務を実施しているものです。
　本事業は「基盤研究開発分野」と「特別推進分野」から成りますが、今回は「基盤研究開発分野」において革新的原子力システムに関する新たな概念の構築など、革新的技術の創出を目的とする「革新技術創出型研究開発」とそれらの終了課題で有望なものを次の段階へ加速することを目的とする「革新技術創出発展型研究開発」について募集を行いました。
　平成２１年１月２９日（木）から３月６日（金）の募集期間中に、大学、独立行政法人、民間企業等から３４件の応募があり、革新技術審査委員会における書類審査及びヒアリング審査の結果、最終的に「革新技術創出型研究開発」５件と「革新技術創出発展型研究開発」４件の課題を採択しました。