原子力システム研究開発事業
平成18年度募集要項― 基盤研究開発分野 ―

 我が国の原子力発電によるエネルギー利用においては、安全確保を前提に、エネルギーの長期的な安定供給の確保や地球環境問題への貢献が希求されており、これらに有効な「革新的原子力システム」の実現が期待されています。また、これに関する研究開発により最先端の科学技術を先導的に生み出し、我が国の科学技術力の基盤強化のみならず国際競争力の強化に貢献することが強く望まれております。
 このため、文部科学省は、平成17年度から「原子力システム研究開発事業」として、革新的原子力システムの実現に資することを目的とした研究開発課題を募集することとしました。独立行政法人科学技術振興機構(以下「JST」という。)は、文部科学省から委託を受け、本事業に関する募集、審査等に係る執行管理事務を実施します。
 本事業では、以下に示す「基盤研究開発分野」と「特別推進分野」の二つの分野で研究開発課題を募集します。ただし、今回の募集では、「基盤研究開発分野」についてのみ募集を行います。
 「基盤研究開発分野」については、革新的原子力システムに関する新たな概念の構築等、革新的技術の創出を目的とする「革新技術創出型研究開発」と、若手研究者を対象に技術の発展性が見込める斬新なアイデアを期待する「若手対象型研究開発」の二つに分類し、それぞれについて募集を行います。
 なお、「特別推進分野」については、文部科学省が評価した有望な革新的原子力システム候補に対して、実用化を目途とした技術体系の整備を見据えた枢要な研究開発課題を、平成18年度中に募集する予定です。


− 目次 −


I. 事業概要
1.事業目的
2.募集分野
3.事業の枠組

II. 応募要領
1.募集から契約までのスケジュール
2.対象とする研究開発分野
3.募集期間、提案書類の提出先等
4.募集説明会の開催
5.問い合わせ先

III. 募集の実施
1.事業の要件
2.応募対象者の要件
3.研究開発課題の審査
4.研究開発課題の評価

IV. 委託契約の締結等
1.委託契約の締結
2.研究開発成果の取扱い
3.委託費の範囲及び積算等
4.取得資産の取扱い
5.放射性廃棄物等の処分

V. 提案書類の作成と注意
募集要項及び提案書様式のダウンロードはこちらから
※提案書類の記載方法の説明は、上記ダウンロードページ内にあるPDF版の募集要項24ページ以降をご参照下さい。

■ Q&A
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Japan Science and Technology Agency
科学技術振興機構 原子力システム研究開発事業 原子力業務室