第2回 研究開発成果報告会

知識発見への挑戦~ここまできた 我が国の生物情報データベースの現状~

日時 2006年3月13日(月)13:00~16:25 <終了いたしました。ご参加ありがとうございました。>
場所 日本科学未来館 7階 みらいCANホール[外部リンク]
主催 独立行政法人 科学技術振興機構(JST)[外部リンク]
参加費 無料

ごあいさつ

JSTバイオインフォマティクス推進センター 統括勝木元也

JSTバイオインフォマティクス推進センター 統括
勝木元也
(自然科学研究機構 基礎生物学研究所 所長)

独立行政法人科学技術振興機構(JST)では、情報生物科学(バイオインフォマティクス)の推進、及びそれを基盤とした21世紀の新しい生物科学の創造を目指しています。このために、平成13年にバイオインフォマティクス推進センターを設置し、バイオインフォマティクス推進事業を実施しています。

このたび、本事業の一環である「生命情報データベース高度化・標準化」事業の第I期研究期間が終了するにあたり、研究開発成果報告会を開催することになりました。

「生命情報データベース高度化・標準化」事業では、膨大な生命情報からの、有用知識の発見、実験計画の立案に不可欠なデータベースの構築、及びその高度化を目指した研究を採択しました。これらの研究成果が21世紀のバイオインフォマティクスの先駆けとして発展していくことを期待しています。

私共は本事業を通じて、ライフサイエンスに関わる会社のニーズに応えることが出来るデータベースが構築され、さらに、より高度に統合化されたデータベースから、新しい知識発見ができることを強く希望します。

この機会に皆様からのご意見をお聞かせいただければ幸いです。お誘いあわせのうえ、是非ご参加ください。

写真提供:JT生命誌研究館 写真撮影:大西成明

プログラム

13:00 開会挨拶
勝木 元也
(JSTバイオインフォマティクス推進センター 統括
大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 基礎生物学研究所 所長)
セッション1
13:10 パスウェイ・データベース
(座長 松原 謙一 (株)DNAチップ研究所 代表取締役)

「シグナルオントロジーとバイオタームバンクの開発」
高木 利久(東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授)
福田 賢一郎(産業技術総合研究所生命情報科学研究センター)

「2項関係に基づくゲノムと生命システムの機能解読」
金久 實(京都大学化学研究所 教授)
14:30~14:45 休憩
セッション2
14:45 国際協力データベース
(座長 吉田 光昭 東京大学 名誉教授)

「ゲノム生物学バックボーンデータベースの構築提供」
菅原 秀明(国立遺伝学研究所 教授)

「蛋白質立体構造データベースの高度化」
中村 春木(大阪大学蛋白質研究所 教授)
16:05 まとめ
高木 利久
(JSTバイオインフォマティクス推進センター 副統括
東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授)
16:20 閉会挨拶
科学技術振興機構
16:30~17:30 交流会<参加費無料>

問い合わせ先
独立行政法人科学技術振興機構
バイオサイエンスデータベースセンター
Tel 03-5214-8491
Fax 03-5214-8470