平成21年6月事業評価(中間)

バイオインフォマティクス推進センター事業 事業評価について

平成21年6月
科学技術振興機構
イノベーション推進本部
研究基盤情報部

独立行政法人科学技術振興機構(JST)は、バイオインフォマティクス推進センター事業の事業評価を実施した。これは、副次的効果を含めて研究開発成果の発展状況や活用状況等を明らかにし、事業及び事業運営の改善等に資することを目的として実施したものである。

1.事業評価の目的

副次的効果を含めて研究開発成果の発展状況や活用状況等を明らかにし、事業及び事業運営の改善等に資することを目的とする。

  

2.評価者

評価者は、「バイオインフォマティクス推進センター事業 追跡評価委員会」の評価委員の5名。

主査 宮田 隆   JT生命誌研究館 顧問
委員 菊野 玲子  財団法人かずさディー・エヌ・エー研究所 主任研究員
委員 西村 いくこ 国立大学法人京都大学大学院理学研究科 教授
委員 美宅 成樹  国立大学法人名古屋大学大学院工学研究科 教授
委員 安永 照雄  国立大学法人大阪大学 微生物病研究所 教授

3.評価方法

3.1 事業報告書の作成

バイオインフォマティクス推進センター事業について以下の項目から成る事業報告書を作成した。
(1) 事業の目的
(2) 事業の概要
(3) 研究開発課題の選考
(4) 事業運営
(5) 研究開発成果
(6) 人材の輩出
(7) 研究成果情報発信
(8) 事業の位置づけ(ロジックモデルの適用の試み)
 なお、(5)、(6)、(8)については、平成13年度に採択した11課題(高度化・標準化4課題、創造的研究開発7課題)のデータを元に作成した((5)の一部には平成17年度採択課題を含む)。(5)、(6)、(8)以外の項目についてはバイオインフォマティクス推進センター事業で平成20年度までに行われた事業のデータを元に作成した。

3.2 事業評価

事業報告書及び追跡評価をもとに、追跡評価委員会において以下の視点で評価を行った。
(1)バイオインフォマティクス推進センター事業の目標と研究開発課題の選考は適切であったか。
(2)バイオインフォマティクス推進センター事業の事業運営は適切であったか。
(3)研究成果は十分なものであったか。
(4)バイオインフォマティクス分野での人材の輩出はどうか。
(5)バイオインフォマティクス推進センター事業の研究成果情報発信はどうか。

  

事業報告書(PDF;1047 KB)
事業評価報告書(PDF;138 KB)

なお、この事業評価結果についてはバイオインフォマティクス委員会に6月報告した。