低炭素社会戦略センター

停電による社会の混乱

東日本大震災の影響により、一部の地域で計画停電が行われました。あらかじめ停電時間を予告するものでしたが、社会では様々な混乱が見られました。

計画停電

計画停電は、私たちの日常生活にも大きな被害をもたらします。例えば、生産ラインを一時的にストップすることが難しい製造業が多いことから、停電予告時間以外にも操業を止めざるを得ない企業が続出しました。病院には非常用電源設備が備わっている場合が多いですが、病院で使用される全ての電力を賄えるわけではありません。通常時よりも使用できる機器が制限されるなど、計画停電は医療体制に深刻な影響を及ぼしました。また、信号機が機能しなくなり、自家用車だけでなくバスや電車など、交通インフラ全体に深刻な影響を及ぼしました。

さらに、停電が起きてしまうと、前回の計画停電時には問題視されなかった健康上の被害が生じる可能性があります。エアコンを使用できないことによる熱中症患者の増加や、冷蔵庫の電源が切れることによる食中毒の増加も懸念されます。

計画停電や、さらに被害が大きい電力需給逼迫による予告なしの大停電を避けるためには、私たち一人ひとりの節電努力が非常に重要なのです。