低炭素社会戦略センター

研究・活動紹介

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基本方針

低炭素社会戦略センター (LCS)は「科学技術を基盤に新しい日本の経済・社会の発展に寄与する持続可能で明るく豊かな低炭素社会づくりに貢献する」ことを目的とし、その達成に向けて次の基本方針の下で研究・活動を行い成果を広く発信します。

なお、東日本大震災による状況の変化を的確に把握して前提条件を見直し、より幅広い観点から低炭素社会への移行の可能性を検討します。

  • 我が国の経済・社会を持続可能な形で発展させる社会システムの構築を目標とし、日々の暮らしの中で低炭素化を成し遂げていく社会を設計する。
  • 時間軸に対する不確実性を乗り越え、低炭素社会への移行を促進するシナリオと戦略を示す。
  • 低炭素社会を実現するためのシナリオに基づき個人・地域社会・国家のレベルの戦略を提案する。

研究の進め方・内容

低炭素社会戦略センター (LCS)では明るく豊かな低炭素社会を実現するために、「定量的経済・社会シナリオ」、「定量的技術シナリオ」、「社会システム」の構築を3本柱として研究を進めています。さらに、3本中の成果を定量的・効果的に導き出すために、8つの研究テーマを設定しました。

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テーマ1: 低炭素社会実現の基本戦略とシナリオ策定
シナリオの研究

日本全体の経済活動を算定するモデルを開発し、エネルギー消費、温室効果ガスの排出量を算定し、豊かな国民生活を維持しつつ、低炭素社会を実現する方策(技術・経済・法制度)と そのシナリオを提示します。

テーマ2: 低炭素社会に向けた技術構造化、開発と普及に関する戦略
技術の研究

先端技術のシステムを、例えば、「原料プロセス」「製造プロセス」「構成部材・デザイン」「性能指標」などに情報を分割し評価します。これにより、技術目標の設定や社会に普及した際のインパクトの算定を可能にします。

テーマ3: 低炭素社会に向けた地域の研究
地域の研究

日本の基礎自治体で行われている地球温暖化対策と、それを支援する国の補助金制度をデータベース化します。各取組について、事業費とCO2削減効果を参照できる形で国民に公開します。

テーマ4: 低炭素社会実現に向けた理解増進
理解の増進

個人および組織がどのように低炭素社会づくりに取り組めばよいかの理解が進み、その実践を加速するために、低炭素社会の実現に取り組む個人や行政、企業などを対象とした理解増進方法を研究します。

テーマ5: 低炭素社会実現のための社会システムの設計・評価
社会システムの設計

低炭素化の「悪循環」から脱却し、「良循環」を創造し、それを「駆動するエンジン」として導入すべき必要な仕組み、システムをデザインし、具体的行動プログラムを描きます。

テーマ6: 低炭素社会実現のための経済・社会制度の設計
制度の設計

低炭素化へのさまざまな経路(やり方)について、経済全体で長期的にとらえた影響はどうなるのかを、イメージではなく、数字で定量的に示します。豊かな暮らしと低炭素化が、トレードオフではなく両立できる方法を提案します。

テーマ7: 低炭素社会実現のための国際戦略の検討
国際戦略の検討

製造時にエネルギーを大量に消費する製品について、製造過程におけるエネルギー利用の方法、CO2排出量、製品の需給などを世界地域別に表現したシステムモデルを作成してシミュレーションを行います。

テーマ8: 地球温暖化への適応戦略の検討
適応戦略の検討

植物病の診断・防除にむけた応用研究を推進する植物医科学を要素技術として、植物病による農作物被害の低減ならびに耕作放棄地・余剰農地を利用した低炭素化技術の検証・シナリオ策定を目指します。

活動の進め方・内容

低炭素社会戦略センター (LCS)では、活動の成果を、低炭素社会の実現に向けて活動する個人、企業、地方自治体、国などに向けて積極的に発信しています。

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社会実証実験

停電予防連絡ネットワーク
停電予防連絡ネットワーク

地域の緊急ネットワーク連絡網を活用して節電情報などを発信し、地域住民の方々に対して節電行動への 協力を呼びかけています。

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低炭素社会ってなに?
低炭素社会の理解増進のための取り組み

LCSでは、より低炭素社会について理解が深まるよう、小学生のための学校教育用コンテンツを作成しました。

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大震災に関連した取り組み

喫緊の課題である東北・関東圏の電力不足に対応するシナリオと中期的な街づくりにつなげる復興シナリオなどをお伝えしていきます。

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