低炭素社会戦略センター

研究の進め方・内容

低炭素社会戦略センター (LCS)では明るく豊かな低炭素社会の実現を目標とし、それを実現するために「定量的経済・社会シナリオ」、「定量的技術シナリオ」、「社会システム」の構築を成果の3本柱として研究を進めています。

定量的経済・社会シナリオの作成
日本は優れた環境・エネルギー技術を有していますが、家庭やオフィスなど日々のくらしへの普及は遅れています。低炭素社会戦略センター (LCS)では、最新家電や次世代自動車への買替による省エネ効果や新たな制度の導入が、家計にどのような豊かさをもたらすか、エネルギー経済モデルを用いてシミュレーションを行っています。また、新たな制度や低炭素化の取組みに関する社会実証試験の成果を取り込みつつ、2030年を目標の一つとして中長期の経済・社会シナリオを研究します。
定量的技術シナリオの作成
低炭素社会は、現在ある最新技術を普及すればすぐに実現するものではありません。常に次世代の革新的技術開発を着実に推進しつつ、その時々の最新技術を普及していく必要があります。低炭素社会戦略センター (LCS)では、太陽電池や蓄電池、燃料電池といった種々の低炭素化技術の製造工程を定量的に調査して、今後のコスト削減や技術向上の可能性を解析して定量的な技術シナリオを研究します。
社会システムについて
上記、経済・社会シナリオや技術シナリオの成果を利用した快適な社会システムの構築に向けた研究を行います。例えば、低炭素化を阻む地域の要因を突き止めて、これまでの社会の「悪循環」を「良循環」へと転換させる方策や、地域の特性を生かしながら高齢化社会にも対応するような新しい環境先進都市への転換などを検討します。

これらの3 本柱は相互に関連させつつ、全体として豊かで明るい低炭素社会の実現を目指します。

さらに、3 本柱の成果を定量的、効果的に導き出すために、8 つの研究テーマを設定し、グループ毎に分担して、研究員間、グループ間相互でも議論しつつ、研究を進めています。

研究方針