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「素過程と連携」研究領域

研究総括 大嶋 泰治(関西大学工学部 教授)

 地球上のすべての生物は太陽エネルギーの恵みにより生を受けている。すなわち植物の光合成による有機物の合成と微生物によるその無機化反応を主動力とした物質循環とエネルギーの大きな流れ、それに対する動物たちの寄与により成立する生態系を通して、全ての生命が維持されている。人類に限ってみても、衣食住を支える農林業、牧畜、水産において、また医学はもとより、地球の抱擁力を超える規模に至った人間活動を考えるとき、様々な生命機構に対する適切な理解は、今後の地球環境の保全にも必須である。
 「素過程と連携」領域では、個々の細胞内のダイナミックな生命現象を、多くはモデル生物の特徴を生かして包括的に理解しようとする研究を支援した。例えば刺激の認識と信号伝達、DNA結合タンパク質と転写因子の活性化、細胞周期と成熟分裂への移行、物質輸送、修復と再生から器官分化と形態形成などに関する研究を対象とした。しかも、「さきがけ研究21」の趣旨により、独立して研究を行う比較的若い世代の研究者を対象とし、将来における大きな発展と波及効果を目指して、3年間の支援期間にそれぞれが取り組む基礎的課題に対するアイデアあるいは方法論の確立を求めた。基礎的知見の蓄積なくして、新原理に基づく革新的技術の開発は不可能であり、また近年のゲノミックスの進歩をもってしても、本領域の目指すモデル生物を用いた研究は必須と考えたからである。決して短期間に完成を求める開発研究の支援ではない。
第一期(1997-2000) タイトル:生命機構の全体像に迫る
研究者リスト
上村 匡大矢 禎一 杉本 亜砂子 清木 誠 高橋 克仁
高浜 洋介谷 時雄升方 久夫三浦 猛籾山 明子
事後評価報告書
放映時間:32分
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第二期(1998-2001) タイトル:生命機構の全体像に迫る


放映時間:32分

研究者リスト

荒木 弘之伊藤 啓岩崎 博史 金井 好克 川口 正代司
岸田 昭世倉橋 隆後藤 由季子佐々木 裕次澤 斉
関本 弘之多田 政子田中 正史仁木 宏典野村 一也
疋田 正喜平田 大平田 たつみ水島 徹三谷 昌平
事後評価報告書
 
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第三期(1999-2002) タイトル:生命機構の全体像に迫る
研究者リスト
加川 貴俊川崎 雅司 仲嶋 一範 中島 利博 古田 寿昭
水島 昇山野 博之渡辺 嘉典  
事後評価報告書
放映時間:30分
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総集編 タイトル:生命機構の全体像に迫る
 
 
 
放映時間:32分
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