[反応制御]電子やイオン等の能動的制御と反応

戦略目標

持続可能な社会の実現に資する新たな生産プロセス構築のための革新的反応技術の創出

研究総括

関根 泰(早稲田大学 理工学術院 教授)

概要

 本研究領域では、電気や光などを用いて電子やイオンの能動的な制御を狙い、革新的な化学反応技術を創出することを目的とします。これによって、従来にない物質生産プロセスを実現させ、既存技術における反応制御の難しさ、収率や選択性の低さ、高い反応温度、平衡制約などから脱却できる新たな化学反応の体系を確立することを狙います。
 具体的には、電気化学や光化学、非在来型プロセスなどを単独あるいは組み合わせることにより、電子やイオンを能動的に制御し、これによって化学反応の選択性向上、平衡制約からの脱却といった次世代反応場の開拓を狙います。高効率な物質合成に資する化学反応プロセスのみならず、反応プロセスを構築するための新規材料開発、例えば従来にない中温域で作動しうる新規イオン伝導材料の開発やこれら反応・材料の新規評価方法の確立、そのために必要となる理論化学の援用によるモデル化と実験系へのフィードバックなども研究対象に含めます。
 化学(電気や光など)、反応プロセス(フローリアクターなど)、材料(電極材料、固体イオニクス材料、触媒など)、計測、理論の融合からなる次世代反応プロセスの創出により、持続可能な社会の実現を目指します。

 本研究領域は、文部科学省の選定した戦略目標「持続可能な社会の実現に資する新たな生産プロセス構築のための革新的反応技術の創出」のもとに、平成30年度に発足しました(リンク先は国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(WARP)となります)。

領域アドバイザー

雨澤 浩史 東北大学 多元物質科学研究所 教授
五十嵐 達也 富士フイルムホールディングス(株) CTO室 統括マネージャー
佐藤 康司 ENEOS(株) 執行役員・中央技術研究所長
佐藤 縁 産業技術総合研究所 省エネルギー研究部門 総括研究主幹
里川 重夫 成蹊大学 理工学部 教授
杉本 渉 信州大学 先鋭材料研究所/繊維学部 卓越教授
堂坂 健児 本田技研工業(株) 日本本部地域事業企画部地域環境戦略課 課長
中井 浩巳 早稲田大学 理工学術院 教授
中林 亮 株式会社AIST Solutions プロデュース事業本部 プロデューサー
濱川 聡 産業技術総合研究所 執行役員/材料・化学領域 領域長
山下 弘巳 大阪大学 大学院 工学研究科 教授
吉田 朋子 大阪公立大学 人工光合成研究センター 教授・副センター長
柳 日馨 大阪公立大学 研究推進機構 特任教授
和田 雄二 東京工業大学 名誉教授

採択課題一覧

  1. 平成30年度採択課題
  2. 令和元年度採択課題
  3. 令和2年度採択課題

プログラム

  • CREST
  • さきがけ
  • ERATO
  • ACT-X
  • ALCA
  • CRONOS
  • AIPネットワークラボ
  • 終了事業アーカイブズ
  • ご意見・ご要望