独立行政法人科学技術振興機構 生命システムの動作原理と基盤技術
English
領域関係者リンク
HOME
HOME > 第一期さきがけ(山本 希美子) 研究課題
領域紹介 領域総括及び領域アドバイザー 研究チーム及び研究成果(CREST) 研究チーム及び研究成果(さきがけ) お知らせ 領域事務所
生命システムの動作原理と基盤技術 さきがけ 第一期
生命システムの動作原理と基盤技術 さきがけ 第二期
生命システムの動作原理と基盤技術 さきがけ 第三期
研究者(第一期)
池谷 裕二 河崎 洋志 木村 幸太郎 高坂 智之 眞田 佳門
新矢 恭子 末次 志郎 杉田 誠 田中 裕人 田中 真樹
中原 潔 細川 千絵 堀川 一樹 守屋 央朗 山本 希美子

山本 希美子

細胞の動的情報感知機構とナノバイオメカニクス

写真

山本 希美子 (やまもと きみこ )
東京大学 大学院医学系研究科 講師

血管内面を覆う内皮細胞には、血流に起因する剪断応力が作用している。血流が増加すると血管内皮細胞がその変化を感知し、血管径を増大させると共に、組織での毛細血管数を増加させる等のリモデリング反応を起こし、生体の恒常性の維持に重要な役割を果たしている。

しかし現在まで、内皮細胞が血流刺激をどの様に感知し応答するのか、その分子機構は明らかではない。本研究では、この問題を解明する為、血管で生じる力学現象をナノスケールで解析し、流体力学的に設計した装置を用いて、定量的な剪断応力を作用させた血管細胞を最新の画像化技術を駆使して解析する。

ホームページURL: http://bme-sysphysiol.m.u-tokyo.ac.jp/

研究成果へ
領域事務所