平成 3年：東京大学理学部物理学科卒業
平成 9年：博士（理学）（東京大学）取得

平成 7年〜 9年：東京大学大学院工学系研究科助手
平成 9年〜11年：アメリカベル研究所博士研究員
平成11年〜13年：科学技術振興事業団戦略的基礎研究推進事業研究員
平成13年〜14年：科学技術振興事業団基礎研的究発展推進事業研究員
平成14年〜19年：早稲田大学理工学部物理学科 助教授
平成19年〜20年3月31日：早稲田大学先進理工学部物理学科 准教授
平成20年4月1日〜：早稲田大学理工学術院 教授
  強相関電子系の物質開発と光物性の研究

遷移金属酸化物には、電子が縮退した複数のd軌道のどれを占めるかという自由度（軌道自由度）が存在します。
この軌道自由度が光とどのような相互作用を持つかを調べることは、軌道自由度の励起状態と密接に関連しており、非常に興味深い研究分野です。
本研究では、このような軌道自由度と光の相互作用に関して、「物質開発」と「光学測定」の双方を平行して行うことによって基礎的な知見を得ることを目指します。