平成 6年：東京都立大学理学部化学科卒業
平成11年：東京都立大学大学院 理学研究科化学専攻博士課程終了
平成11年：博士（理学）（東京都立大学）取得

平成 8年 4月〜11年 3月：日本学術振興会特別研究員（DC1）
平成11年 4月〜12年 2月：理化学研究所基礎科学特別研究員
平成12年 3月〜19年 3月：北陸先端科学技術大学院大学材料科学研究科 助手
平成16年 4月〜18年 3月：日本学術振興会 海外特別研究員
  フェロセンを含む新規DA型多核金属錯体の合成と電場変調分光法を用いた電荷移動に関する研究
平成19年 4月〜平成23年3月：近畿大学講師
平成23年 4月〜現在：同 准教授

混合原子価配位高分子は、無機・有機複合材料である金属錯体が集積化する事で実現する特異な構造及び電子状態に加え、混合原子価特有の高い電荷の内部自由度を併せ持つユニークな材料です。
本研究ではジチオカルバミン酸誘導体を架橋配位子として、種々の新規混合原子価配位高分子を合成し、主に誘電測定や非線形光学測定からその非線形外場応答性を明らかにし、同時に新たな多重機能性材料としての可能性も探究します。