1)研究者 |
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1 |
個人:次世代の科学・技術の発展を担う可能性がある研究提案、結果として人材の発掘と育成という本事業の趣旨に基づき、より若い研究者を優先する。自らがさきがけの研究に専念することの困難な教授またはそれに準ずる研究者で既にグループリーダーの立場にある者は原則的に除く。 |
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2 |
独立性(主体性):あくまで個人研究であること。同格の他の研究者との共同研究、研究グループの一員としての分担課題研究またはそれに類する課題は除く。ただし、自らが主体的に他の研究者と交流連携・協力することは評価されて良い。 |
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3 |
研究費の重複:本事業団の諸事業および各省庁のプロジェクト研究等の主要メンバーは除外する。 |
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4 |
積極性(活力):少なくとも3年間高い活力を維持し、積極的かつ意欲的に研究を推進する恒常性の持ち主であること。 |
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2)研究課題および内容 |
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1 |
「認識と形成」領域が標榜している方針に沿った、感覚に富む課題であり、かつ内容を持つ研究を優先する。あくまで、生物の形成(形づくり)に力点を置き、単にシグナル伝達、細胞相互認識、因子・遺伝子等々を扱う研究は求めない。細胞レベル、個体レベル、個体群レベルのいずれのレベルでも”形成と形の修復”といった問題が強く意識されている研究を優先する。 |
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2 |
時代を先駆ける独創性豊かな基礎研究であること。従来の研究の延長線上に有り重要な課題であっても、国際的に見て既に盛んに手掛けられている新規性に欠けるものは上位にランク付けないこととする。 |
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3 |
研究計画と方法論に高く評価すべき妥当性と新規性(新奇性)があること。 |
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4 |
単に製造法の開発・改善、病因の解明と治療法の開発など短期的な目標研究は除外する。 |
3)研究計画等 |
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1 |
研究の進め方が理論的であり、個人研究として期間内に充分こなし得る適切な研究であること。 |
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2 |
計画を具体的に実施していくための、必要不可欠な研究技術が伴っていること。 |
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3 |
計画の実施を基礎付ける準備が整っており、研究環境に無理がないこと。 |
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