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超臨界二酸化炭素による高効率カルボニル化反応 |
榧木啓人(東京工業大学) |
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本研究では二酸化炭素の炭素資源としての有効利用を目的として、超臨界二酸化炭素の変換反応の開発を行った。まず核磁気共鳴(NMR)スペクトル測定により、超臨界二酸化炭素中の化学種の溶解性や動的挙動を明らかにした。得られた知見を反応設計の指針として、ウレタン、カーボネート、ギ酸誘導体などのカルボニル化合物を効率よく合成することができた。さらに、超臨界二酸化炭素とアジリジン(三員環アミン)類の共重合反応により得られる脂肪族ポリウレタンが温度応答性を示す新規な機能性高分子であることを見いだした。
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(PDF) |
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