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球状ウイルスなどの天然のタンパク質集合体は、分子の対称性を利用して自己集合することにより、数十〜百nmサイズの分子カプセルをビルドアップしています。本研究では、その構築原理に学んで、三回もしくは五回対称性を有する自己集合性のペプチド分子を設計し、人工ナノカプセルを構築します。それらの内部ナノ空間に遺伝子やタンパク質1分子を閉じこめ、これまでにないナノバイオ材料として応用することを目指します。 |
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