さきがけニュース
「生体分子の形と機能」領域
内閣府「科学技術政策担当大臣賞」を受賞 高野和文研究者「タンパク質の結晶化技術の開発」が内閣府等主催の2006年(第4回)産学官連携功労者表彰の
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戦略的研究推進事業「生体分子の形と機能」研究領域(研究総括:郷信広)の高野和文研究者(平成14年度採択)は、「タンパク質の結晶化技術の開発」の業績により、内閣府・総務省・文部科学省・経済産業省・日本経済団体連合会・日本学術会議主催の2006年(第4回)産学官連携功労者表彰の「科学技術政策担当大臣賞」を受賞しました。この技術は、2002年に発足した「大阪大学創晶プロジェクト」にて技術開発を重ね、結晶化が難しいたんぱく質の結晶化に役立てられています。また、当プロジェクトには、本さきがけ研究領域の井上豪研究者(平成13年度採択)および村上聡研究者(平成14年度採択)も参画し、今回の受賞に大きく貢献されています。さらに、この技術は、本さきがけ研究領域の濡木理研究者(平成14年度採択)らの研究推進にも一部貢献しています。 「産学官連携功労者表彰」は、大学、公的研究機関、企業等の産学官連携活動において、大きな成果を収め、あるいは先導的な取組を行う等、産学官連携の推進に多大な貢献をした優れた成功事例に関し、その功績を称えることにより、我が国の産学官連携の更なる進展に寄与することを目的とし、平成15年度より毎年一回行われているもので、今回が第4回目となります。表彰式は6月11日に国立京都国際会館で開催された「第5回産学官連携推進会議」において行われました。今年は、全体で11件(26人と1団体)が選ばれました。 |
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