さきがけニュース
「生体分子の形と機能」領域
「日経BP技術賞」の大賞を受賞 井上豪・高野和文・村上聡各研究者 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「フェムト秒レーザーを使った、たんぱく質結晶化技術」が2006日経BP技術賞の大賞を受賞しました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
戦略的研究推進事業「生体分子の形と機能」研究領域(研究総括:郷信広)の井上豪研究者(平成13年度新規採択)、高野和文研究者(平成14年度採択)および村上聡研究者(平成14年度採択)は、「フェムト秒レーザーを使った、たんぱく質結晶化技術」の業績により、日経BP社主催の2006年(第16回)の「日経BP技術賞」の大賞を受賞しました。この技術は、2002年に発足した「大阪大学創晶プロジェクト」にて技術開発を重ね、結晶化が難しいたんぱく質の結晶化に役立てられています。また、この技術を用いて2005年7月に大阪大学発ベンチャー「株式会社創晶」を起業し、製薬企業の創薬事業などに貢献しています。 「日経BP技術賞」は、日経BP社の雑誌などの刊行物に掲載された技術が対象となり、純粋に学問的な成果だけではなく、日本の産業や社会に大きなインパクトをもたらす優れた技術を表彰するものです。毎年1回、電子/情報家電、情報通信、機械システム、建設、医療・バイオ、エコロジーの各分野の優れた技術から、大賞と特別賞、ならびに部門賞が選出されます。 |
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