さきがけニュース
「生体分子の形と機能」領域


産学連携でバイオイメージングセンター設立 永井健治研究者

 北海道大学に、世界で3番目のニコンイメージングセンターを当領域出身研究者が中心となって設立し、
2005年11月1日に開所しました。

戦略的研究推進事業「生体分子の形と機能」研究領域(研究総括:郷 信広)の研究終了者である永井健治研究者(平成13年度採択、現北海道大学電子科学研究所教授)が中心となって、北海道大学と(株)ニコンインステックとの産学連携による、米国ハーバード大学、欧州ハイデルベルグ大学に引き続く世界で3番目のニコンイメージングセンター(北海道大学ニコンバイオイメージングセンター)を設立しました。

北海道大学ニコンバイオイメージングセンターは、ニコンを始め多くの企業からの技術や機器の提供がなされ、蛍光バイオイメージング技術に関する更なる技術改良、或いは新技術開発およびその生物学研究への応用を推進することを目的としています。また、様々なバイオイメージングを可能にする4つのステーションを常設し、北海道大学のみならず日本国内外の多くの研究者に顕微鏡技術に親しんで貰う環境を提供しています。


写真
氏  名 永井 健治(ながい たけはる)
所  属 「生体分子の形と機能」領域(URL:http://www.jst.go.jp/kisoken/presto/complete/biomolpresto/
研究期間 2001年12月〜2005年3月
研究課題 色素タンパク質による生体機能の時空間的な不活性化法の確立
所  属 北海道大学電子科学研究所 ナノシステム生理学研究分野 教授
Email tnagai@es.hokudai.ac.jp

【関連URL】

[研究者ページ] http://nano.es.hokudai.ac.jp/
[北海道大学ニコンバイオイメージングセンター] http://nano.es.hokudai.ac.jp/nikon/index.html


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