「マイコプラズマ滑走運動の分子メカニズム
寄生性のバクテリアであるマイコプラズマは、細胞の片方の極に“接着器官”を持っています。この器官でガラスなど固形物の表面にはりつき、はりついたまま一方向に動く“滑走運動”を行います。その運動は速くて強いですが、これまでに見つけられている、モーター蛋白質とバクテリアのべん毛モーターのどちらの分子メカニズムにもあてはまりません。本研究では滑走を担う装置の構造と機能を調べ、この未知の生体運動の分子メカニズムに迫ります。

宮田 真人

大阪市立大学
大学院理学研究科  教授

(同上 助教授)

「生体分子の形と機能」領域
領域事務所案内図
平成13年度採用研究者と研究課題一覧に戻る
平成14年度採用研究者と研究課題一覧に戻る
平成15年度採用研究者と研究課題一覧に戻る
トップページへ戻る
研究者と研究課題