「タンパク質オルガネラ移行と遺伝子発現の非侵襲的時空間解析法の確立」 環境変化等の細胞外刺激が引き起こす遺伝子の発現とタンパク質の細胞内諸器官(オルガネラ)への移行は、細胞が効率的かつ協調的に機能するための重要な仕組みです。本研究では、二分した蛍光あるいは発光タンパク質をペプチド組み継ぎ反応(プロテインスプライシング)により再構成させる新たな手法を用いて、生きた細胞内での遺伝子の発現とタンパク質のオルガネラへの移行の詳細を時空間解析する新しい研究手法を確立します。 | |
小澤 岳昌 自然科学研究機構 分子科学研究所 助教授 東京大学 大学院理学系研究科化学専攻 講師 |