「生体分子の形と機能」領域
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研究者と研究課題
生体光エネルギー変換の分子機構―光化学系II複合体の
構造と機能の解明
及びその応用

 光合成の光化学系II複合体は、藻類や緑色植物のチラコイド膜上に存在する、14種の膜タンパク質と3種の親水性サブユニットの超分子複合体です。この複合体は、太陽の光エネルギーを吸収し、化学エネルギーに変換すると同時に、水を分解し酸素を発生する反応に触媒として作用します。本研究では、X線結晶構造解析を主な手段として、天然および変異を導入した光化学系II複合体の立体構造を原子レベルで解析し、その機能を解明し、太陽光エネルギーの新しい利用法の開発を目指します。

沈 建仁

岡山大学大学院
自然科学研究科
教授

理化学研究所
播磨研究所 
構造生物物理研究室
 先任研究員
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