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トピックス&お知らせ

2012年9月13日
 CREST「新機能創成に向けた光・光量子科学技術」研究領域
 第5回公開シンポジウム「光・光量子科学技術の新展開」のご案内
シンポジウム公式サイト (プログラム、参加申込みなど詳細はこちらをご覧ください)

概要
【日 時】2012年11月23日(祝・金) 10:30〜17:30(開場:10:00)
      研究交流会、ポスター賞授与式 17:30〜19:30(参加費3,000 円)
【会 場】富士ソフトアキバプラザ5階 アキバホール
【主 催】独立行政法人 科学技術振興機構

会場への交通案内
アキバホール (アキバプラザ5階)
〒101-0022
東京都千代田区神田練塀町3 富士ソフト秋葉原ビル
TEL:03-5209-6285 FAX:03-5209-5261

<電車でお越しの方>
●JR線 秋葉原駅 中央改札口より徒歩2分
●つくばエクスプレス線 秋葉原駅 A3改札口より徒歩2分
●東京メトロ日比谷線 秋葉原駅 2番出口より徒歩4分

<お車でお越しの方>
地下に132台収容の富士ソフト駐車場を完備しております(有料)。詳しくはこちらをご覧下さい。
2012年6月22日
平成19年度採択 研究代表者 橋本先生からセミナーのご案内
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【参加無料】世界が注目する「人工光合成」
〜最先端の研究成果と企業参入の可能性を探る〜
http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=13858
【主催】大阪市立大学、(公財)大阪市都市型産業振興センター
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大阪市立大学をはじめとした研究グループが、 光合成の仕組みを解明する大きな手がかりを発見。 その成果は、アメリカの科学誌「サイエンス」の 「ブレークスルー・オブ・ザ・イヤー2011」に、科学10大成果として、 日本の小惑星探査機「はやぶさ」の快挙と並んで選ばれました。

このたび、「人工光合成」実現に向けた研究成果の発表とともに、 ビジネス展開の可能性を探る研究会立ち上げについて説明を行います。

人工光合成を実現するデバイス部品や制御装置のメーカー、 燃料製造装置プラント、再生エネルギー事業、派生技術の応用により 生まれる可能性がある機能性食品、化粧品、建築素材メーカー・・・等々。 様々な企業に参入のチャンスがあるこの分野に興味がある方、是非ご参加下さい。

【日時】7月26日(木)14:00〜16:00
【会場】日本交通協会 新国際ビル9階 大会議室(東京都千代田区)
【定員】200名(満席になり次第締切)

【詳細・申込】
http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=13858

■問い合わせ先■
新産業創造推進室 ヘルスケアチーム
〒530-0001 大阪市北区梅田1-1-3-1600
大阪駅前第3ビル16階
TEL:06-6347-7866 FAX:06-6347-7875
E-MAIL:kenkou@sansokan.jp
2010年2月25日
  独立行政法人理化学研究所 基幹研究所の平山 秀樹チームリーダーのグループは、 殺菌効果が高く、ダイオキシンなどの公害物質の高速分解を可能とする波長250nm帯の深紫外発光ダイオード(UV−LED)出力を従来の7倍となる15mWと飛躍的な高出力化の実現に成功しました。
  波長220nm〜350nm帯の深紫外光を発する高輝度LEDや同波長のレーザを発する深紫外半導体レーザ(LD)は、殺菌・浄水、各種医療分野、高密度光記録、高演色LED照明、 公害物質の高速分解処理などと非常に幅広い分野での応用が期待されています。 特に、直接殺菌の効果が最も強い250〜280nm帯の半導体紫外光源が実現すると、医療や家庭で用いる小型殺菌灯などとしての用途が大きく広がります。 しかし、これまで深紫外LEDでは、発光領域への電子の注入効率が10〜30%と低く、高効率動作は実現できませんでした。
  平山研究グループは、多重量子障壁(MQB:Multiquantum Barrier)※2層をUV−LEDに初めて導入し、電子の注入効率を80%以上に飛躍的に向上させることに成功しました。 この高効果で、殺菌に効果の高い波長250nmのLEDの効率を、従来の0.4%から1.5%まで(約4倍)増加させ、紫外光出力を従来の2.2mWから15mWまで(約7倍)高めることに成功し、いずれも世界最高値を達成しました。 この成果は、今後の医療、殺菌・浄水、生化学産業への応用に向け大きな前進をもたらすと考えられます。 さらに、今回用いた多重量子障壁による高効率化の効果は、紫外、青色、緑色半導体レーザやLED、白色LEDランプなど幅広い発光素子において大きな効果が期待できます。
  本研究成果は、科学雑誌『Applied Physics Express』(3月25日号)に掲載されるに先立ち、2月26日にオンライン版に掲載されます。また、MQBの効果については、特許出願しています。

プレス発表: 
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20100225/index.html
2009年11月27日
 日本科学未来館 みらいCANホールにて第2回公開シンポジウムを開催いたしました。
本シンポジウムでは、多方面の最新の研究成果が口頭発表されただけでなく、ポスターセッションでも多くの成果が発表されました。
当日は200名を上回る方々にご出席いただき、また質疑応答も活発にあり盛会でした。
ご参加頂きました皆様、誠にありがとうございました。
2009年8月10日
  京都大学 大学院工学研究科の野田 進 教授、大学院生の高橋重樹、鈴木克佳らのグループは、光を自由自在に操ることが可能な次世代の光材料「3次元フォトニック結晶」の新たな作製法を開発し、作製プロセスの大幅な簡略化に成功しました。
  3次元フォトニック結晶は、微小な透明反射鏡を、3次元的に規則正しく並べた構造体で、それらの微小反射鏡の協同作用により、光がどのような方向から、結晶に侵入しようとしても、全て反射し、結晶の内部に光が入ること(存在すること)を許さないことを特長とします。この結晶に、例えば、発光物体を導入すると、その物体の発光は禁止されることになります。また、反射鏡の並び方の規則性を乱すと、規則性を乱した部分において、発光を著しく強めることもできます。また、発光体を導入しない場合でも、規則性を乱すだけで、その部分に光を強く閉じ込めたりすることも出来ます。最近では、結晶の表面に光を閉じ込めることも出来ることが分かってきました。すなわち、発光を自由自在に強めたり、弱めたり、また、光を任意の場所で捕獲し、結晶内部や表面を伝播させたり、さらに一箇所に強く留めておくなど、様々な光の操作を自由自在にすることが出来るため、次世代の光材料として期待されています。
  しかしながら、このような3次元のナノ構造体をどのように作製するかが大きな課題でした。例えば、微小球(微小透明反射鏡)を、水の中にいれて攪拌し、その後、自然と沈殿したものを固めた、「オパール」と命名された結晶があります。これは確かに作るのが簡単ですが、どうしても、自然にまかせて作製するため、意図しない規則性の乱れが生じてしまうという欠点があります。一方、半導体の微細プロセスにより、薄いストライプ状の構造を作製し、それを、井桁状に、順に組み上げていくという作製法があります。この方法は、現在、最も信頼性の高い作製法として認知されていますが、ナノメートルスケールの位置あわせと、積層プロセスを何度も行なうことが要求されるため、どうしてもプロセスが煩雑になり、将来の実用化を考えた場合、もう一歩のブレークスルーが望まれていました。
  今回、本研究グループは、半導体(シリコン)に斜め2方向から、エッチングする(孔をあける)という極めてシンプルな作製法を考案するとともに、高精度な「斜めエッチング技術」を開発することにより、3次元フォトニック結晶を一括して形成することに成功しました。これにより、従来のプロセスを大幅に簡略化することが可能となり、3次元結晶の実用化に向けて大きな一歩を踏み出したと言えます。
2009年7月17日
野田進研究代表者(京都大学・教授)が、「第6回江崎玲於奈賞」を受賞されることが決定しました。
「江崎玲於奈賞」は、ナノテクノロジー分野で世界的な業績をあげた研究者を表彰するもので、野田先生のフォトニック結晶に関する研究成果が高く評価されたものです。
詳細は下記リンクをご参照下さい。
http://www.pref.ibaraki.jp/hotnews/2009_07/20090722_02/index.html
2009年7月16日
 3次元フォトニック結晶の「表面」における光制御に成功
―優れた信号処理能力を持つ光回路や高感度バイオセンサーなどの実現に道―

 京都大学 大学院工学研究科の野田 進 教授と同大学院生 石崎賢司は、次世代の光材料として期待されている「3次元フォトニック結晶」の「表面」に光を閉じこめる局在現象の観測とその制御に成功しました。
 一般に物質の「表面」は、物理的にも応用上も極めて重要です。例えば、半導体の表面には電子や正孔の局在状態が形成され、これらを制御することでLSIの基本となるトランジスタが実現されます。また、金属表面では表面プラズモンと呼ばれる電子と光の混成状態が形成され、バイオセンサーなどへの応用が進められています。
 本研究グループは今回、大面積において構造的に頑丈で、全ての光の偏光状態にも対応可能な究極的な光材料である3次元フォトニック結晶の「表面」に着目しました。まず、3次元フォトニック結晶の表面に光が安定して存在しうることを実証しました。続いて、3次元フォトニック結晶の表面構造を変化させることにより、任意の表面位置に光を点状に強く局在させることが可能であることを見いだしました。結晶表面であるにも関わらず、光の閉じ込めの強さを表すQ値は9,000以上にも達し、3次元フォトニック結晶を用いた光共振器の中で、世界最大の光閉じ込め効果を実現しました。
 なお、これまでにも3次元フォトニック結晶による光制御の重要性は認識されていましたが、結晶の「内部」に光を閉じこめることが不可欠と考えられていました。今回、外部からさまざまなアクセス・操作が可能な「表面」において、光の局在・制御の可能性を実証したことは、3次元フォトニック結晶における柔軟かつ新たな光制御の道を開くものです。
 さらに、この結晶の表面では金属表面とは異なり、吸収の影響を受けない光閉じ込めが可能になることから、高感度かつ高度な光―物質相互作用が得られるものと考えられます。
 このように今回の成果は、従来よりも格段に優れた信号処理能力を持つ光回路、全く新しい光機能素子やその高効率化、さらには極めて高い感度を持つバイオセンサーの実現などにつながるものと期待されます。
2009年4月7日
 野田進研究代表者(京都大学・教授)が、「フォトニック結晶に関する独創的・先駆的研究」のご業績により、平成21年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(研究部門)を受賞されます。
授賞式は平成21年4月14日(火)、虎ノ門パストラル新館1階「鳳凰の間」にて12時から執り行われます。
2009年4月7日
 植田憲一アドバイザー(電気通信大学・教授)が、「セラミックレーザーの研究」のご業績により、平成21年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(研究部門)を受賞されます。
授賞式は平成21年4月14日(火)、虎ノ門パストラル新館1階「鳳凰の間」にて12時から執り行われます。
2009年4月1日
 太田淳研究代表者(奈良先端科学技術大学大学院・教授)が、「光・電子技術の融合化による高機能イメージングデバイスの開発と実用化」に関する研究により、第6回光・電子集積技術業績賞(林厳雄賞)を受賞されました。
授賞式は3月30日(月)に筑波大学にて開催される予定です。
また、受賞を記念して「光・電子技術の融合化による高機能イメージングデバイスの開発と実用化」に関する記念講演が開催されます。
2009年4月1日
 渡部俊太郎研究代表者(東京大学物性研究所・教授)が、「コヒーレント短波長光生成に関する先駆的研究とアト秒非線形光学への展開 」に関する研究により、 第10回光・量子エレクトロニクス業績賞(宅間宏賞)を受賞されました。
授賞式は筑波大学にて開催される「2009年春季学術講演会」(2009年3月30日(月)〜4月2日(木))の初日夕刻に行われます。また会期中に受賞記念講演が開催される予定です。
2009年2月3日
 馬場研究チーム共同研究者の納富雅也先生(日本電信電話株式会社 NTT物性科学基礎研究所・主幹研究員)が、「フォトニック結晶中の新奇な物理現象の探索とその応用」に関する研究により、第5回(平成20年度)日本学術振興会賞を受賞されました。
授賞式は3月9日(月)に日本学士院にて開催される予定です。
2008年10月2日
 コクヨホールにて第1回公開シンポジウムを開催いたしました。
 ナノコラム結晶による緑色レーザー、2次元・3次元フォトニック結晶による光の究極的発生技術、超伝導フォトニクスデバイス、ナノフォトニクスデバイス、さらに 近赤外・可視光から紫外域にわたる極超短光パルスの発生技術とその応用等、本シンポジウムでは多方面の最新の研究成果が口頭発表されただけでなく、ポスターセッ ションでも多くの成果が発表されました。


ポスターセッション
(上)質疑応答も活発にあり盛会でした。
シンポジウム
ご参加頂きました皆様、誠にありがとうございました。
CREST「新機能創成に向けた光・光量子科学技術」研究領域
第1回公開シンポジウム

  “光・光量子科学技術の新展開”


 本研究領域は平成17年度に発足し今年度で3年が経過いたしました。
この度第1回公開シンポジウムを開催しますので、ご案内申しあげます。
 ナノコラム結晶による緑色レーザー、2次元・3次元フォトニック結晶による光の究極的発生技術、超伝導フォトニクスデバイス、ナノフォトニクスデバイス、さらに近赤外・可視光から紫外域にわたる極超短光パルスの発生技術とその応用等、本シンポジウムでは多方面の最新の研究成果が口頭発表だけでなく、ポスターセッションでも発表されます。
 多数の皆様のご参加をお待ちしています。

   日時: 2008年10月2日(木) 10:00〜17:30
   場所: コクヨホール(JR品川駅 徒歩3分)
   入場無料

  ◇ 講演スケジュール ◇
10:00〜10:10
 研究総括挨拶 (伊澤 達夫 東京工業大学理事・副学長)
10:10〜10:55
 岸野 克己(上智大学 教授)
「ナノコラム結晶による窒化物半導体レーザの新展開」
10:55〜11:40
 末宗 幾夫(北海道大学 教授)
「超伝導フォトニクスの創成とその応用」
11:40〜12:25
 野田 進(京都大学 教授)
「フォトニック結晶を用いた究極的な光の発生技術の開発」
12:25〜13:30
 昼食 
13:30〜14:15
 堀 裕和(山梨大学 教授)
「ナノ光電子機能の創成と局所光シミュレーション」
14:15〜15:00
 山下 幹雄(北海道大学 教授)
「極限光電場波形制御による新光量子技術の創出」
15:00〜15:10
 科学技術振興機構挨拶
15:10〜15:30
休 憩
15:30〜17:30
 ポスターセッション (別会場にて開催)
17:30〜19:30
 研究交流会/ポスター賞発表 (会費:3,000円)

お問い合わせ:
     〒103-0027 東京都中央区日本橋3-4-15 八重洲通りビル3F
         (独)科学技術振興機構 CREST「光科学」領域事務所
       Tel 03-3510-2612/Fax 03-3273-1211
       E-mail: tyamazak@photonics.jst.go.jp


CREST「230-350nm帯InAlGaN系深紫外高効率発光デバイスの研究」プロジェクト(平山 秀樹 研究代表者)研究員募集
1) 公募人員: 博士研究員(ポスドク)1名
2) 所属部門: 独立行政法人理化学研究所・テラヘルツ量子素子研究チーム
3) 専門分野: III-V族化合物半導体の結晶成長と発光デバイス、特にMOCVD法による窒化物薄膜結晶成長、光学特性評価および発光素子の作製・評価。UV半導体レーザで今後活躍したい方。 CREST「新機能創成に向けた光・光量子科学技術」領域 「230-350nm帯InAlGaN系深紫外高効率発光デバイスの研究」プロジェクトによる雇用
4) 着任時期: 2008年8月1日、もしくは、出来るだけ早い時期
5) 任期: 4年半(1年毎の更新)
6) 応募資格: 着任時に博士号を有すること、あるいは着任前に博士の学位取得見込みの方。
7) 提出書類: 履歴書(写真貼付)、スキル紹介、研究業績リスト、主要論文別刷り3〜5編程度、研究業績概要(2000字程度)、着任後の研究に関する抱負(1000字程度)、照会可能な方2名の氏名と連絡先。
8) 公募締め切り: 2008年6月20日(金)
9) 書類送付:
 〒351-0198
 埼玉県和光市広沢2-1
 独立行政法人理化学研究所・基幹研究所・テラヘルツ量子素子研究チーム
 チームリーダー 平山秀樹
 (封筒表面に「応募書類在中」と朱書きし、書留にて郵送して下さい。 なお、応募書類の返却はいたしませんのでご了承ください。)
10) 問い合わせ先:
 独立行政法人理化学研究所
 テラヘルツ量子素子研究チーム・チームリーダー 平山秀樹
 TEL: 048-462-1111 内線3255
 FAX: 048-462-4659
 E-mail:hirayama@riken.jp
2008年2月
宮野研究チーム共同研究者の岡本博先生(東京大学・教授) が、強相関電子系における非線形光学応答と光誘起相転移に関する研究で井上学術賞を受賞されました。
2008年1月17日
末宗幾夫研究代表者(北海道大学・教授) の研究成果「超伝導発光ダイオード:発光再結合過程におけるクーパー対の役割実証」が科学雑誌「Applied Physics Express (アプライド・フィジックス・エクスプレス)」の電子版に2008年1月17日に掲載されました。
プレス発表http://www.jst.go.jp/pr/announce/20080115-2/index.html
2007年12月21日
野田進研究代表者(京都大学教授)の研究成果「青紫色GaNフォトニック結晶面発光レーザの電流注入発振」が米国科学雑誌「science」の速報版「Science Express」の12月20日版に掲載されました。
プレス発表http://www.jst.go.jp/pr/announce/20071221/index.html
資料:発振の様子
CREST「温度安定性に優れた光通信用InN半導体レーザの研究」プロジェクト(松岡 隆志研究代表者)研究員募集
1) 公募人員:ポスドク 1〜2名(東北大学は、男女共同参画を推進しています。)
2) 所属:先端電子材料学研究部
3) 専門分野:化合物半導体、特に窒化物半導体の気相法による薄膜結晶成長、物性評価および光素子の作製・評価。新しい電子材料に関わる材料開発と学理探求。
4) 応募資格:博士の学位を有する方、あるいは着任前に博士の学位取得見込みの方。
5) 任期:1年更新 最長3年 (その後更新の可能性有)
6) 公募締切:平成20年1月15日(金)必着
7) 着任時期:2008年4月1日
8) 提出書類:
    (1)履歴書(写真貼付)
    (2) スキル紹介
    (3)研究業績リスト
    (原著論文、プロシーディング、解説・著書、招待講演・学会発表、特許、受賞などに分類。
    論文については引用回数も付記のこと)
    (4)主要論文別刷り3〜5編程度(コピー可)
    (5)研究業績概要
    (2000字程度。なお、研究グループでの業績については応募者自身のアイディアや
    役割分担が明確になるように記述のこと)
    (6)着任後の研究・教育に関する抱負(1000字程度)
    (7)照会可能な方2名の氏名と連絡先(e-mailアドレスを含む)

9)書類送付:
    〒980-8577
    仙台市青葉区片平2-1-1
    東北大学 金属材料研究所 先端電子材料学研究部
     教授 松岡隆志
     (封筒表面に「応募書類在中」と朱書きし、書留にて郵送して下さい。
     なお、応募書類の返却はいたしませんのでご了承ください。)

10)問い合わせ先:
     教授 松岡隆志
     TEL: 022-215-3067, FAX: 022-215-2302
     E-mail:matsuoka@imr.tohoku.ac.jp
     URL:http://www.matsuoka-lab.imr.tohoku.ac.jp

CREST「超伝導による連続THz波の発振と応用」プロジェクト(門脇和男研究代表者)研究員募集
1) 公募人員:博士研究員(ポスドク)1名
2) 所属部門:独立行政法人 物質・材料研究機構
        WPIセンター国際ナノアーキテクト二クス研究拠点胡グループ
3) 専門分野:高温超伝導固有ジョセフソン接合系物理の理論的研究
        CREST「新機能創成に向けた光・光量子科学技術」領域
        「超伝導による連続THz波の発振と応用」プロジェクトによる雇用
4) 着任時期:2008年4月1日
5) 任期:3年(1年毎の更新)
6) 応募資格:着任時に博士号を有すること
7) 提出書類:履歴書、研究業績リスト、主要論文別刷5編以内、今までの研究概要(1000字以内)、照会可能者2名の氏名と連絡先
8) 公募締め切り:2008年1月18日(金)
9) 書類送付先:305−0047 つくば市千現1−2−1 物質・材料研究機構 胡暁
  問い合わせ先: 同上 胡暁 電話:029-859-2661 メール:Hu.Xiao@nims.go.jp
10) その他:超伝導を含む量子多体現象の理論研究、特に数値計算手法に意欲的に取組み、実験グループと協力して研究を進められる方。給与は物質・材料研究機構の基準に準ずる。


平成19年度キックオフミーティング
平成19年度キックオフミーティング
2007年10月29日
 日本科学未来館 イノベーションホールにて領域アドバイザーにも参加していただき、平成19年度研究代表者の5年間の研究構想と今年度の研究計画の発表があり、質疑応答も活発にあり盛会でした。



2007年9月6日
平成19年度CREST「第三期新規採択研究代表者および研究課題」が決定し、プレス発表されました。
プレス発表http://www.jst.go.jp/pr/info/info426/index.html
2007年9月3日
野田進研究代表者(京都大学・教授) の研究成果「光ナノ共振器のQ値の動的制御に世界で初めて成功」が英国科学雑誌「Nature Materials (ネイチャー・マテリアルズ)」の電子版に2007年9月2日(英国時間)に掲載されました。
発表論文名: Dynamic control of the Q factor of a photonic crystal nanocavity
発表概要
自由自在な光制御を実現するための核となる光ナノ共振器のQ値(光閉じ込めの良さを示す値)を動的に変化させることに世界で初めて成功しました。光ナノ共振器は、光を一瞬の間止めておく、あるいは蓄積する、さらには光を用いて量子演算を実現するといった次世代の光科学の進展にとって欠くことのできない重要な要素で、現在、世界中でしのぎを削って開発が行われています。我々はごく最近、一辺0.0015mmの極微小空間に、約2ナノ秒間、光を閉じ込めることに成功し、ナノ共振器のQ値として世界最大の200万を達成しました。  次の重要な課題は、このような高いQ値をもつナノ共振器へ光を自在に出し入れすることを可能にすることです。Q値が高くなると、長く光を閉じ込めることができるようになりますが、光を導入する時には、より長く時間がかかるようになります。従って、光を導入する時にはQ値を低くしておき、すばやく光を導入したのち、Q値を増大させることが重要です。今回、このようなナノ共振器のQ値の動的制御を可能とする基本概念を提唱し、その実証に成功しました。
プレス発表: http://www.jst.go.jp/pr/announce/20070903/index.html
2007年8月2日
野田進研究代表者(京都大学・教授) の研究成果「Q値200万をもつ光ナノ共振器の開発に成功」が英国科学雑誌「英国科学雑誌「Nature Photonics (ネイチャーフォトニクス)」の電子版に2007年8月1日(英国時間)に掲載されました。
発表論文名: Spontaneous Emission Control by Photonic Crystals and Nanocavities
発表概要
フォトニック結晶を用いて世界最大のQ値(光閉じ込めの鋭さを示す値)200万をもつ光ナノ共振器の開発に成功しました。極微小領域に光を長く、強く閉じ込めることを可能にする光ナノ共振器の開発は現在、世界の研究者間で非常に激しくなっています。それは、光を自由自在に制御して量子演算も行うといった、次世代の光科学の進展にとって極めて重要だからです。我々はこれまでに新しい光閉じ込め法を提唱し、2005年にはフォトニック結晶を用いた高Q値光ナノ共振器でQ値60万を実現するなど、世界を先導する成果をあげています。     我々は今回、一辺0.0015mmの極微小空間に、約2ナノ秒間、光を閉じ込めることに成功。ナノ共振器のQ値として世界最大の200万を達成しました。    この成果は、光を一瞬の間止めておく、あるいは蓄積する、さらには光を用いた量子演算を実現するといった次世代光科学の進展にとって欠くことのできない重要な成果と位置づけることができます。
プレス発表: http://www.jst.go.jp/pr/announce/20070802/index.html
2007年3月28
平成19年度のCRESTの募集が3月28日に開始されました。
本領域の募集は今年度が最終になります。
募集締め切りは5月22日(火)の正午です。平成19年度研究提案募集案内HPへのリンク
2006年12月12・13日
末宗幾夫研究代表者(北海道大学・教授)チームのワークショップ「Photons Spins」が開催されます。
2006年 9月12日
野田進研究代表者(京都大学・教授)が米国光学会(Optical Society of America)から2006年の年会でフォトニクスクリスタルに関する業績に対して Joseph Fraunhofer Award / Robert M. Burley Prizeを受賞されました。
2006年 6月22日
野田進研究代表者(京都大学・教授) の研究成果「様々な形状のビームを自在に出射出来る半導体レーザーの開発」が英国科学雑誌「Nature」オンライン版に掲載されました。
発表論文名: Lasers Producing Tailored Beams
発表概要
様々な形状のビームを自在に発することが可能なコンパクトな半導体レーザの開発に、ローム(株)(社長:佐藤研一郎)と共同で世界で初めて成功しました。本研究では、光の波長程度の周期的な屈折率分布をもつフォトニック結晶をレーザ共振器として用いるとともに、その結晶構造を様々に変化させることにより、ドーナッツ形状から真円形状に至る各種の有用な形状をもつ重要なビームを発生させることに成功しました。この成果は、オンデマンドなビーム形状、すなわち、望んだビーム形状を自在に発生することの出来る全く新たなレーザ光源の実現を意味するものであり、半導体レーザの新たな方向を示す極めて重要な成果です。本成果は、波長の数分の1以下まで集光可能な超波長分解能レーザ、透明物質のみならず不透明物質をも操作可能な光ピンセット光源、ビーム整形不要なコンパクト光源などの新たなレーザを提供可能とするもので、超高密度メモリー、マイクロフルィディクス、ナノバイオ等の様々な新規分野への応用、さらには既存の様々な光システムへの応用が考えられます。
プレス発表: http://www.jst.go.jp/pr/announce/20060622/index.html

様々な形状のビームを自在に出射出来る半導体レーザーの開発

図1.本研究で開発したフォトニック結晶レーザ



単位格子中の電磁界分布

波長の数分の1以下まで集光可能な超波長分解能レーザ、透明物質のみならず不透明物質をも操作可能な光ピンセット光源、ビーム整形不要なコンパクト光源などの新たなレーザを提供可能とする

図2.フォトニック結晶の格子点形状の制御や格子間隔のシフトの導入により生成された様々な形状のビーム



左側パネルには結晶構造の電子顕微鏡写真、右側パネルには対応するビーム形状を示す。

・Nature,2006年 6月22日号
・CREST「光科学」領域
・野田進研究代表(京都大学)

「閑話休題」:CRESTの味?

先日ロサンジェルスの友人宅を訪問した際に、スーパーマーケットに立ち寄り、以前から気になっていた某社の歯磨きを探してみた。棚には「CREST」と表記された歯磨きが多数。新製品を選び日本に記念に持ち帰った。添付写真がそれである。試しに使った若き女性曰く;「最初シナモンの味がして、後から塩っぽくなる」とのご感想。CREST研究も味覚で表現するとこうなるのかなと一人で納得。
CREST研究がスタートした平成8年当時、英文略称がCRESTと決まり、英語では「とさか」とか「頂き」を意味し、日本の基礎研究をリードする研究のイメージにぴったりだと思っていた。一方で米国では歯磨きのブランドがあるよとも耳にしていたが、イメージだけでなく、味覚までCREST研究にぴったりなのには驚きの至り。(山崎 記)

Crest PRO-HEALTH

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