山中チーム
石田（JAMSTEC）グループ・橋岡 豪人 特任研究員が、国際シンポジウム「気候変化の魚類及び漁業への影響」において Best Poster Award を受賞
受賞者：橋岡 豪人（海洋研究開発機構・地球環境変動領域物質循環
研究プログラム・特任研究員）
受賞名：Best Poster Award
受賞対象ポスターのタイトル：
Potential impact of global warming on North Pacific
spring blooms projected by an eddy-permitting 3-D
ocean ecosystem model
授賞日：2010年 4月29日
＜シンポジウムの概要＞
主催者：
PICES (北太平洋の海洋科学に関する機関)、ICES (国際海洋探査委員会)、FAO (国際連合食糧農業機関)
参加国数・参加者数：
36ヶ国から317名が参加。海外からの参加者は200名を超えた。
受賞者数：
315件の口頭・ポスター発表の中から、口頭発表1名、ポスター発表4名が表彰を受けた。
＜受賞対象ポスターの発表内容＞
高解像度の気候モデルによる温暖化予測実験で得られた海洋循環場を用いて、北西部北太平洋における海洋生態系への気候変動のインパクトを調べた。
亜寒帯気における春季のプランクトンブルームは、温暖化に伴って、経年変動および中規模渦による変動よりも有意に10〜20日程度早期化すること、
最大現存量が20〜40%増加することを明らかとした。中規模渦を表現した高解像度海洋生態系モデルによる温暖化実験は、世界初の試みである。
受賞賞状 : JPG形式 362KB
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