2010年6月6日-10日に"21st International Conference on Arabidopsis Research"がパシフィコ横浜にて開催されます。
本会議(21stICAR2010)は、モデル植物として知られるシロイヌナズナを主な材料としつつも現代植物科学の最先端研究が網羅的に発表される国際会議で、
植物メタボローム研究の現状をまとめるとともに、個別の代謝系の制御機構、メタボローム解析とシステムバイオロジーを組み合わせた研究などの発表が行われます。
また9日(水)には、この研究領域に属し、植物系メタボローム解析を進めている三つのグループ(柳澤グループ、三村グループ、平井グループ)による合同シンポジウムも開催されます。
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清野 進研究代表者(神戸大学 教授)の研究成果が“The cAMP sensor Epac2 is a direct target of anti-diabetic sulfonylurea drugs”(サイクリックAMPセンサーEpac2は糖尿病治療薬スルホニル尿素の直接的な標的である)の論文名で、2009年7月31日オンライン版の米国科学雑誌「Science」に掲載され、「糖尿病治療薬の新しい標的分子を発見
―新たな血糖降下薬開発にはずみ―」として、プレス発表されました。
吉田 稔研究代表者(理化学研究所 主任研究員)の研究成果が
Nature Chemical Biology誌(22 July 2007)オンラインに掲載され、遺伝情報を編集する「スプライシング」を阻害する物質を発見−遺伝子の中に存在するイントロン(介在配列)の謎解明に新たな糸口−したとしてプレス発表されました。
■2007年6月15日
鍋島 陽一研究代表者(京都大学 教授)の研究成果が
「“α-Klotho as a Regulator of Calcium Homeostasis”(カルシウム恒常性制御因子としてのalpha-Klotho)」の論文名でScience誌(15 June 2007)オンラインに掲載され、哺乳類のカルシウム調節の仕組みを解明(上皮小体疾患や骨粗鬆症、くる病などの診断・治療法の開発にはずみ)したとしてプレス発表されました。