この研究領域は、グローバルスケールあるいはリージョナルスケールにおいて、大気・陸域・海域における水の循環の諸過程を明らかにし、水循環モデルの構築を目指すとともに、社会における持続可能で効率的な水利用システムに関する研究を対象とするものです。
具体的には、気候変動にともなう水資源分布の変化、人間活動が水循環に及ぼす影響に関する研究に加え、水資源の維持・利用、水循環の変化が社会システムに及ぼす影響の予測、生態系環境を維持・保全・回復する水の機能等に関する研究等が含まれます。
(所属・役職は、平成18年12月時点のものです。)
□太田 岳史 (名古屋大学大学院生命農学研究科 教授)
「北方林地帯における水循環特性と植物生態生理のパラメータ化」 (731kb)
□岡本 謙一 (大阪府立大学大学院工学研究科 教授)
「衛星による高精度高分解能全球降水マップの作成」 (279kb)
□神田 学 (東京工業大学大学院理工学研究科 助教授)
「都市生態圏−大気圏−水圏における水・エネルギー交換過程の解明」 (824kb)
□丹治 肇 ((独)農業・食品産業技術総合研究機構農村工学研究所 チーム長)
「国際河川メコン川の水利用・管理システム」 (597kb)
□船水 尚行 (北海道大学大学院工学研究科 教授)
「持続可能なサニテーションシステムの開発と水循環系への導入」 (270kb)
□古米 弘明 (東京大学大学院工学系研究科 教授)
「リスク管理型都市水循環系の構造と機能の定量化」 (378kb)
□恩田 裕一 (筑波大学大学院生命環境科学研究科 助教授)
「森林荒廃が洪水・河川環境に及ぼす影響の解明とモデル化」 (341kb)
□小池 俊雄 (東京大学大学院工学系研究科 教授)
「水循環系の物理的ダウンスケーリング手法の開発」 (309kb)
□鈴木 雅一 (東京大学大学院農学生命科学研究科 教授)
「熱帯モンスーンアジアにおける降水変動が熱帯林の水循環・生態系に与える影響」
(212kb)
□砂田 憲吾 (山梨大学大学院医学工学総合研究部 教授)
「人口急増地域の持続的な流域水政策シナリオ
−モンスーン・アジア地域等における地球規模水循環変動への対応戦略−」 (212kb)
□永田 俊 (京都大学生態学研究センター 教授)
「各種安定同位体比に基づく流域生態系の健全性/持続可能性指標の構築」 (305kb)
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