この研究領域は、生命活動の中心的役割を担うたんぱく質の構造及び機能を明らかにしつつ、応用の可能性を探索する研究を対象とするものです。
具体的には、たんぱく質の構造解析の高度化並びにたんぱく質の動的な構造変化に立脚する触媒活性や代謝調節、情報伝達等の生体反応、発生、免疫、神経系、環境適応等の高次の生命現象のメカニズムの解明とその医薬、診断技術、物質生産への応用、変性・再生等の動的な構造と物性の変化の解析とその制御や改良技術の展開、これら研究に資する新たな測定技術や研究手法の開拓を目指す研究等が含まれます。
(所属・役職は、平成18年12月時点のものです。)
□一條 秀憲 (東京大学大学院薬学系研究科 教授)
「ストレスの受容・認識とシグナル変換の分子機構」 (277kb)
□伊藤 維昭 (京都大学ウイルス研究所 教授)
「タンパク質の細胞内ダイナミズムの原理と制御装置」 (272kb)
□後藤 祐児 (大阪大学蛋白質研究所 教授)
「アミロイドーシス発症の分子機構解明」 (599kb)
□反町 洋之 ((財)東京都医学研究機構東京都臨床医学総合研究所 プロジェクトリーダー)
「細胞内モジュレータプロテアーゼの生理機能の解析」 (470kb)
□山口 明人 (大阪大学産業科学研究所 教授)
「異物排出トランスポーターの構造機能解析」 (355kb)
□吉森 保 (大阪大学微生物病研究所 教授)
「たんぱく質と膜が造る細胞内物流システム」 (438kb)
□荒木 弘之 (情報・システム研究機構国立遺伝学研究所 教授)
「核酸合成に関わるたんぱく質複合体の構造と機能解析」 (199kb)
□佐方 功幸 (九州大学大学院理学研究院 教授)
「細胞周期/チェックポイント制御たんぱく質の構造と機能の解析」 (181kb)
□鈴木 理 ((独)産業技術総合研究所脳神経情報研究部門 グループリーダー)
「FFRPたんぱく質群によるDNA・リガンド識別機構の解明」 (251kb)
□藤田 禎三 (福島県立医科大学医学部 教授)
「生体防御におけるたんぱく質間相互作用と機能発現機構の解析」 (630kb)
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