「植物の機能と制御」
研究統括:鈴木 昭憲
(秋田県立大学 学長)

 植物の持つ多様な機能を解明するとともに、その機能を制御し、利用することをめざす研究を対象とします。
 具体的には、植物ゲノムの解析並びに遺伝情報の解明、植物と環境との相互作用や環境ストレス下での植物遺伝情報の発現、さらには分子育種や生理機能の制御等を通じて、食料生産の増大及び質の向上、創薬ヘの応用、パルプや建築材、繊維等の工業製品、その他未利用植物資源の利用、地球環境の保全や災害防止などに至る様々な植物の利活用をめざす研究等が含まれます。

研究代表者
所属機関・役職
研究課題
12年度採択    
飯田 秀利 東京学芸大学教育学部 教授 植物の重力感知の分子機構
経塚 淳子 奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科 助教授 植物生殖成長のキープロセスを統御する分子機構の解明
近藤 孝男 名古屋大学大学院理学研究科 教授 光合成生物の生物時計:その分子機構と環境適応
斉藤 和季 千葉大学薬学部 教授 ポストゲノム科学を基盤とする植物同化代謝機能のダイナミクス解明
武田 和義 岡山大学資源生物科学研究所 教授 オオムギゲノム機能の開発と制御
中村 保典 秋田県立大学生物資源科学部 教授 デンプンメタボリックエンジニアリングの開発
村田 稔 岡山大学資源生物科学研究所 教授 植物における染色体機能要素の分子的解析と人工染色体の構築



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