「高度メディア社会の生活情報技術」
研究統括:長尾 真
(京都大学長)

 この研究領域は、日常生活に深く関連する様々な情報技術を、「あらゆる人々が自由に使いこなせる」という観点からとらえて研究するとともに、社会科学的な側面からの研究についても対象とし、質が高く安心できる暮らし、活力ある社会の構築をめざします。
 具体的には、バリアフリー情報システム技術、人間重視ヒューマンインターフェイス技術、調和のとれた社会の構築のための情報システム技術などの研究を行います。また、これらを支えるソフトウェアの開発研究、情報コンテンツ構築とその構築技術の研究、教育情報コンテンツ構築とその活用システムの研究、煩雑化する情報社会の有るべき姿の多角的な探索および次世代情報社会へ向けた基盤技術などの研究を行います。

研究代表者
所属機関・役職
研究課題
11年度採択    
池内 克史 東京大学大学院情報学環 教授 文化遺産の高度メディアコンテンツ化のための自動的手法
石田 亨 京都大学大学院情報学研究科 教授 デジタルシティーのユニバーサルデザイン
Nick Campbell (株)国際電気通信基礎技術研究所 プロジェクトリーダー EXPRESSIVE SPEECH PROCESSING
三宅 なほみ 中京大学情報科学部 教授 高度メディア社会のための協調的学習支援システム
渡辺 富夫 岡山県立大学情報工学部 教授 心が通う身体的コミュニケーションシステム E-COSMIC
12年度採択    
木戸出 正継 奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科 教授 日常生活を拡張する着用型情報パートナーの開発
舘 ワ 東京大学大学院情報理工学系研究科 教授 テレイグジスタンスを用いる相互コミュニケーションシステム
辻井 潤一 東京大学大学院理学系研究科 教授 情報のモビリティを高めるための基盤技術
橋田 浩一 産業技術総合研究所サイバーアシスト研究センター 副センター長 人間中心の知的情報アクセス技術



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