「脳を守る」
研究統括:杉田秀夫(国立精神・神経センター名誉総長)

この研究領域は、脳機能の解明のうち、脳の老化、疾病のメカニズムの理解と制御を目標とする研究を対象とする領域です。
具体的には、「脳の発達障害の制御」「脳の老化の制御」「神経・精神障害の機構の解明」「神経・精神障害の修復法の開発」を目標とします。

研究代表者
所属機関・役職
研究課題
9年度採択
   
桐野 高明
東京大学大学院医学系研究科 教授
遅発性神経細胞死の分子機構
須原 哲也
放射線医学総合研究所 主任研究官
精神分裂病における神経伝達の異常
田邊 勉
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 教授
Caチャネル遺伝子の変異と神経疾患
辻本 賀英
大阪大学大学院医学系研究科 教授
脊髄性筋萎縮症発症メカニズムの解析
中山 敬一
九州大学生体防御医学研究所 教授
神経細胞における増殖制御機構の解明
森 望
国立長寿医療研究センター 部長
老化脳における神経の可塑性制御の分子基盤
10年度採択
   
寺崎 哲也
東北大学未来科学技術共同研究センター 教授
脳関門排出輸送に基づく中枢解毒
遠山 正彌
大阪大学大学院医学系研究科 教授
脳虚血により引き起こされる神経細胞死防御法の開発
長嶋 和郎
北海道大学医学部 教授
ウイルス性脳障害の発症機構の解明と治療法の開発
中別府 雄作
九州大学生体防御医学研究所 教授
活性酸素による脳・神経細胞の障害とその防御機構
11年度採択
   
荒畑 喜一
国立精神・神経センター 部長
DNAチップによる遺伝性筋疾患の分子病態解明
垣塚 彰
(財)大阪バイオサイエンス研究所 部長
神経変性の分子機構解析に基づく新しい治療戦略の開発
金子 清俊
国立精神・神経センター 部長
プリオン複製に関与する新しい因子の同定とプリオン病治療法開発への応用


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