【大森 浩充】電力需要の約75%を自然エネルギーによって賄うことを可能とする分散ロバスト最適制御


研究代表者

大森 浩充

大森 浩充

慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科
教授
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研究概要

本研究では、自然エネルギーの大量導入により、電力需要の大部分(約75%)を賄うことを可能とするロバスト分散最適制御アルゴリズムを開発し、有効性を検証します。自然エネルギーの大量導入実現には2つのボトルネックが存在します。1つは「最悪ケース」を想定できない確率的な不確定性に起因するリスクです。2つめは分散化した大量の自然エネルギー発電システムの大規模分散最適化問題です。1つめには確率モデルに基づく制約条件つき最適制御アプローチを、2つめにはローカル(各需要家)最適とグローバル(市場)最適の2段階のアプローチを、それぞれ提案します。さらに、アルゴリズムの有効性を数値シミュレーションと小規模プラントを用いて実証します。

主たる共同研究者

武田 朗子 東京大学 大学院情報理工学系研究科 教授

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