研究領域「元素戦略を基軸とする物質・材料の革新的機能の創出」事後評価(課題評価)結果

1.研究領域の概要

 本研究領域は、持続可能な社会の構築のために解決すべき資源・エネルギー・環境問題に元素戦略を共通概念とする物質科学・物性科学の観点から取り組み、既存の延長線上にない物質・材料の革新的機能の創出を目指します。
 具体的には、「物質の特性・機能を決める特定元素の役割を理解し有効活用する」という元素戦略コンセプトの下、物質構造、界面、電子相関などの様々な機能発現に共通する問題点を多角的・系統的に解明・理解し、それらを制御することにより、物質・材料の革新的な特性や機能の創出に向けた研究開発に取り組みます。多様な元素の特性に着目して「電子状態」「原子配列」「分子構造」等の微視的な観点から目的機能を如何に発現させるかを検討すると共に、計測技術や計算科学も活用しつつ構造・機能・反応をデザインし、多様な課題解決に向けた物質・材料の革新的機能の創出を目指します。物理、化学、工学、材料科学といった分野の垣根にとらわれない異分野融合を強く意識した大胆かつチャレンジングな研究を推進します。

2.事後評価の概要

2-1.評価の目的、方法、評価項目及び基準

 戦略的創造研究推進事業・CRESTにおける事後評価の目的、方法、評価項目及び基準に沿って実施した。

2-2.評価対象研究代表者及び研究課題

平成23年度採択研究課題

(1)北川 宏 (京都大学 大学院理学研究科 教授)
元素間融合を基軸とする新機能性物質・材料の開発

(2)永島 英夫 (九州大学 先導物質化学研究所 教授)
有機合成用鉄触媒の高機能化

(3)長谷川 哲也 (東京大学 大学院理学系研究科 教授)
軽元素を活用した機能性電子材料の創出

(4)宝野 和博 (物質・材料研究機構 磁性材料ユニット フェロー)
ネオジム磁石の高保磁力化

2-3.事後評価会の実施時期

平成28年12月20日(火)

2-4.評価者

研究総括
玉尾 皓平 理化学研究所 研究顧問/グローバル研究クラスタ長
領域アドバイザー
射場 英紀 トヨタ自動車(株)電池研究部 部長
潮田 浩作 新日鐵住金(株)技術開発本部 顧問
岡田 益男 八戸工業高等専門学校 校長
高尾 正敏 大阪大学 経営企画オフィス 特任教授
徳永 雅亮 明治大学 理工学部 兼任講師
中山 智弘 科学技術振興機構 研究開発戦略センター エキスパート
前川 禎通 日本原子力研究開発機構 先端基礎研究センター センター長
三澤 弘明 北海道大学 電子科学研究所 教授
村井 眞二 奈良先端科学技術大学院大学 特任教授
村上 正紀 立命館大学 グローバルイノベーション機構 副総長
森 初果 東京大学 物性研究所 教授
外部評価者
該当なし

3.事後評価評点の基準

A+ 期待を超える十分な成果が得られている
A 期待通りの成果が得られている
B 成果がやや不足している
C 成果が著しく不足している

※所属および役職は評価時点のものです。

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