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- 人工多能性幹細胞(iPS細胞)作成・制御等の医療基盤技術
本研究領域は、近年著しい進歩の見られる、iPS細胞を基軸とした細胞リプログラミング技術の開発に基づき、当該技術の高度化・簡便化を始めとして、モデル細胞の構築による疾患発症機構の解明、新規治療戦略、疾患の早期発見などの革新的医療に資する基盤技術の構築を目指す研究を対象とするものです。
具体的には、ゲノミクス・染色体構造・エピジェネティクス解析を通じたリプログラムおよび細胞分化機構の研究、遺伝子導入の制御などの研究、リプログラムを誘導する化合物のハイスループットスクリーニングを行う研究、先天性疾患の患者細胞から作製された多能性幹細胞を用い疾患発症機構の解明を目指す研究などが含まれます。
さらには、こうした幹細胞研究と病態研究等の統合による、これまでにない新規治療法や予防医療の開発に繋がる研究も対象とします。
戦略的創造研究推進事業・CRESTにおける中間評価の目的、方法、評価項目及び基準に沿って実施した。
(1)家田 真樹(慶應義塾大学医学部 特任講師)
直接リプログラミングによる心筋細胞誘導の確立と臨床への応用(115KB)
(2)黒川 峰夫(東京大学大学院医学系研究科 教授)
iPS細胞を用いた造血器腫瘍の病態解明と治療法の探索(109KB)
(3)花園 豊(自治医科大学分子病態治療研究センター 教授)
ヒトiPS細胞の高品質化とその検証・応用(118KB)
(4)宮島 篤(東京大学分子細胞生物学研究所 教授)
肝分化指向性iPS細胞からの高機能性肝組織の構築(125KB)
(5)山村 研一(熊本大学生命資源研究・支援センター 教授)
iPS細胞による肝臓ヒト化モデルの構築と治療実験(116KB)
(6)吉田 稔((独)理化学研究所吉田化学遺伝学研究室 主任研究員)
核エピゲノムとミトコンドリアゲノムの化学的制御とその応用(116KB)
平成25年10月16日(水)
須田 年生 | 慶應義塾大学医学部 教授 |
佐々木 裕之 | 九州大学生体防御医学研究所 教授 |
塩見 美喜子 | 東京大学大学院理学系研究科 教授 |
高井 義美 | 神戸大学大学院医学系研究科 教授 |
竹市 雅俊 | (独)理化学研究所発生・再生科学総合研究センター センター長 |
仲野 徹 | 大阪大学大学院生命機能研究科・大学院医学系研究科 教授 |
林崎 良英 | (独)理化学研究所社会知創成事業 プログラムディレクター |
宮園 浩平 | 東京大学大学院医学系研究科 教授 |