本研究領域は、情報通信システム・ネットワークにおいて、回路・デバイス、アーキテクチャ、システム・ソフトウェア、アルゴリズム・プロトコル、応用・サービスにおける革新的要素技術の階層統合的な管理、制御によって既存技術による低消費電力化の限界を打破する研究を対象とする。
具体的には、動的電圧制御技術、適応的エネルギー管理技術、動的再構成アーキテクチャ、省電力ネットワークアーキテクチャ、省電力アルゴリズム、並列処理言語・コンパイラ技術等の個別要素技術において飛躍的な高性能化・高信頼化と低消費電力化を実現する研究、各階層の要素技術の統合的管理によってシステムの超低消費電力化にブレークスルーをもたらす研究、さらには抜本的な超低消費電力化を可能にする新しい原理に基づくハードウェアおよびソフトウェア基盤技術の創出を目指す研究が含まれる。
戦略的創造研究推進事業・CRESTにおける事後評価の目的、方法、評価項目及び基準に沿って実施した。
平成23年1月24日(月)
南谷 崇 | キヤノン株式会社 顧問 |
石橋 孝一郎 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 技術開発本部 基盤IP開発部 部長 |
岩野 和生 | 日本アイ・ビー・エム株式会社 執行役員、未来価値創造事業担当 |
河辺 峻 | 明星大学 情報学部 教授 |
中島 浩 | 京都大学 学術情報メディアセンター 教授 |
古山 透 | 株式会社東芝 技術企画室 室長 |
三浦 謙一 | 国立情報学研究所 アーキテクチャ科学研究系 教授 |
安浦 寛人 | 九州大学 理事 副学長 |
中野 義昭 | 東京大学 先端科学技術研究センター 所長 |