本研究領域は、脳を育み、ヒトの一生を通しての学習を促進するという視点に、社会的な観点も融合した新たな視点から、健康で活力にあふれた脳を発達、成長させ、さらに維持するメカニズムの解明をめざす研究を対象とするものです。
具体的には、感覚・運動・認知・行動系を含めた学習に関与する脳機能や言語などヒトに特有な高次脳機能の発達メカニズムの解明、及びそれらの臨界期(感受性期)の有無や時期の解明、発達脳における神経回路網可塑性に関する研究、高次脳機能発達における遺伝因子と環境因子の相互作用の解明、健やかな脳機能の保持を目指した研究、精神・神経の障害の機序解明と機能回復方法の研究等が含まれます。
戦略的創造研究推進事業・CRESTにおける事後評価の目的、方法、評価項目及び基準に沿って実施した。
平成21年12月16日(水)
津本 忠治 | (独)理化学研究所脳科学総合研究センター シニアチームリーダー |
渥美 義賢 | (独)国立特別支援教育総合研究所発達障害情報センター センター長 |
岡野 栄之 | 慶應義塾大学医学部生理学教室 教授 |
小泉 英明 | (株)日立製作所 役員待遇フェロー |
田中 啓治 | (独)理化学研究所脳科学総合研究センター 副センター長 |
丹治 順 | 玉川大学 脳科学研究所 所長 |
塚田 稔 | 玉川大学 脳科学研究所 副所長 |
宮下 保司 | 東京大学大学院医学系研究科 教授 |
山鳥 重 | 神戸学院大学人文学部人間心理学科 教授 |