研究領域「生物の発生・分化・再生」事後評価（課題評価）結果

１．研究領域の概要

生物の発生・分化の過程を通して分子・細胞・器官等さまざまなレベルでみられる分子機構、生物の巨視的な姿、形の形成を支配する法則、及び失われた組織や細胞の復元・再生過程にみられる生物自身が示す調整性やその分子生物学的メカニズムに関する研究、さらには器官形成の研究等を対象としている。具体的には 発生・分化・再生過程における形質発現プログラムの解析 細胞の個性と多様性の分子機構の解明 幹細胞の増殖・分化に関わるプロセスの解析 器官形成・組織形成やそのメカニズムの解明　　　　　　等のテーマについて 　遺伝学・分子細胞生物学・遺伝子工学等のさまざまなアプローチを駆使して研究を進めている。

２．事後評価の概要

２−１．評価対象研究代表者及び研究課題

平成１４年度採択研究課題

中山　敬一	九州大学生体防御医学研究所　教授　　(27 KB)
	「細胞周期の再活性化による再生能力の賦活化」
広海　健	情報・システム研究機構　国立遺伝学研究所　教授　　(24 KB)
	「細胞内パターニングによる組織構築」
松崎　文雄	（独）理研　発生・再生科学総合研究ｾﾝﾀｰ　　ｸﾞﾙｰﾌﾟﾃﾞｨﾚｸﾀｰ　　(28 KB)
	「脳構築の遺伝的プログラム」

２−２．実施時期

平成１９年１１月２１日

２−３．評価者

研究総括

堀田　凱樹

情報・システム研究機構　機構長

領域アドバイザー

岡田　益吉	（財）国際高等研究所　副所長
帯刀　益夫	東北大学　名誉教授
須田　年生	慶應義塾大学医学部　教授／総合医科学研究　ｾﾝﾀｰ長
竹市　雅俊	（独）理研　発生・再生科学総合研究ｾﾝﾀｰ　ｾﾝﾀｰ長
長濱　嘉孝	自然科学研究機構　基礎生物学研究所　副所長／教授
藤澤　肇	名古屋大学　名誉教授